あまり大きな故障はなかった我が家のジル520。
今回のライセンスランプ故障が、初めての使用に重大な支障をきたすトラブルとなりました。
車体と架装を別々に作るキャンピングカーならではの面倒臭さも初体験。
この面倒さもキャンピングカー生活の一部と言えます。
突然の車内(メーター)照明不具合〜速度がわからない〜
ジルに乗って行ったジャパンキャンピングカーショー@幕張メッセの帰りのお話。
(雪予報だったのでジルで行きました。セカンドカーはノーマルタイヤなので)
暗くなってきたのでライトをつけようとするのですが、ライトがつかない!
よく見たら、ライトはついているけど、メーターランプがついていない様子。
車内は真っ暗です。
メーター照明のほか、エアコンなどの照明も一斉に消えているので、照明の電球ではなくヒューズと推定。
運悪く時間が遅かったため、トヨタでも見てもらえず、自分でも暗くて特定できず。
ゆっくり速度で帰ることにしました。
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自力での原因究明〜抜いては刺しての繰り返し〜
日を改めて、ヒューズの点検をしました。
室内照明はどこかわからなかったので、ローラー作戦。
一個一個抜いて点検です。
ヒューズボックスの位置は、運転席と助手席の間の前方。オーディオの下の足元です。
切れたヒューズを発見
ヒューズを抜いては刺してを繰り返すこと10回以上。
見つけました。
切れたヒューズは金属の真ん中が繋がっていません。
場所は25番のTAIL。テールランプです。
テールランプと室内照明が一個のヒューズで繋がってるんですね。
ということは、テールランプがずっと点いていなかったということ?
危ない状態でした。周りを走っていたドライバーさんたち、すいませんでした。
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別のヒューズでチェック
アクセサリ電源でポータブル電源を充電していたのが不具合の原因かと推測。
それを取り除いて、別の箇所のヒューズを付け替えて検証。
結果、また切れました。
これはどこか不具合が起きているということ。
これ以上の原因究明はできないので、トヨタさんへ入庫することにしました。
トヨタに入庫
不具合内容を伝えトヨタに入庫。
急を要する不具合なので、すぐ入庫させてくれました。
こういうところのサービスは抜群ですね。
車を買うときはトヨタを候補に入れたくなります。
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![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3H84DV+A65LTE+4FG0+60WN5)
原因発見!ライセンスランプの不具合でした
入庫できたとはいえ、トヨタも忙しかったようで、2週間待ちました。
結果は、ライセンスランプ(後部ナンバープレートの照明)配線がショートしているとのこと。
丁寧に図に書いて説明してくれました。
トヨタでできたのは原因究明まで。
キャンピングカー(架装)部分の修理はビルダーの仕事
キャンピングカーは、
・シャシ部分は自動車メーカー(トヨタとか)
・キャンピングカー部分はビルダー(バンテックとか)
と、2社に分かれて製作されている製品。
自分の担当以外は修理ができないのです。
(原則ですよ。軽微な修理ならできる可能性はありますが)
例えば
エンジンの不具合などの車体部分はトヨタ。
キャンピングカー室内の不具合はバンテック。
オーナー自身が判断して、修理の相談先を決めないといねいないのです。
迷ったらビルダーに連絡すれば適切なアドバイスがもらえます。
今回のライセンスランプはバンテックが作った部分なので、バンテックしか修理ができないのです。
バンテックで対策品に交換
ジルを購入したバンテック埼玉に入庫しました。
ここはいつも賑わっており、この日も一台納車されていましたね。
たくさん売れているようで何よりです。
早速修理開始。
ライセンスランプは後部で跳ね上げた水が入る不具合があるようで、他にも交換事例があるようです。
これって設計上の不具合じゃない?って気がしないでもないです。
こういうところの品質は、自動車メーカーには敵いませんね。
対策品があるとのことで、対策品に交換。
2時間弱で修理は終了しました。
ついでに何度直しても不具合が出るトイレも、修正してもらいました。
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![](https://happy-campers.net/wp-content/uploads/2022/04/A7B8F330-8DA1-44F5-A0BC-76AF2355E1CA_1_201_a-1024x768.jpeg)
![](https://happy-campers.net/wp-content/uploads/2022/04/F385B290-0D3A-4617-A79E-C9CB07694740_1_105_c.jpeg)
トヨタ入庫からバンテックでの修理まで3週間。
初めからバンテックに持っていけば、時間と費用は減らせた可能性大でした。
費用
バンテックの保証期間は2年なので、今回は保証外修理となりました。
かかった費用は合計で13,112円。
結果的にはトヨタに持ち込んだのは判断ミスでした。
年数を経ると不具合が増えるのかな?
それほど難しい技術を使っているわけではないので、悲観はしていないですが、要注視ですね。
まとめ
ライセンスランプの不具合発生から対処の記録、費用までのお話でした。
キャンピングカーならではの面倒さと品質がわかっていただけたのではないかと思います。
キャンピングカーは楽しいですし、人生が変わるほどの体験ができる乗り物。
このような負の部分も知っておいていただきたくて、あえて詳細に書いてみました。
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