ミシュランからオールシーズンタイヤ「クロスクライメートシリーズ」の新しいラインナップ
・アジリス クロスクライメート
・クロスクライメート キャンピング
が発売されました。
「雪も走れる夏タイヤ」
を売り文句としていて、急な雪でも安心。
常に雪が降る北国ではスタッドレスがベターですが、あまり降らない地域にはぴったり。
日本導入に先駆けてアジリス クロスクライメートを使用している筆者がレポートします。
・夏は安心感のある走り
・冬は急な雪道でも安心。旅行の幅が広がる
・夏タイヤとスタッドレスの履き替えコスト不要
結論から言うと、「急な雪への備えとしてはベストな選択」と言えます。
![](https://happy-campers.net/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
クロスクライメート キャンピングとは
キャンピングカーに適するオールシーズンタイヤとしては唯一の選択肢。
雪も走れる夏タイヤ。
急な雪にも対応したキャンピングカー専用、長く続く安心感。
がキャッチコピー。
以下の特徴があります。
- 優れた夏タイヤ性能
- 急な雪での安心性能
- 優れた強度と耐久性
- 常用荷重に対応した専用設計
- 高い走行安定性能
サイズ
サイズ展開については以下の通り。
カムロードには215/70R15が適します。
ただ、幅広となるので、ワイドフェンダーの装着が必要ですね。
バンテックのキャンピングカーでいえば、ジル系ならそのままで大丈夫。コルド系ならワイドフェンダーの装着が必要。
![クロスクライメートキャンピング](https://happy-campers.net/wp-content/uploads/2022/10/cl5rmritg017l01lpbq4w1p7c-crossclimate-camping-size-list.max_-1024x218.webp)
価格
価格はオープン価格です。
既に発売されておりますが、一本あたり25,000円。
円高なので結構高額なのは仕方なし。
サマータイヤとスタッドレスを両方持つのに比べると安いです。
比較対象として、アジリスキャンピングの価格を調べようとしたら、終売になっているのか見当たりません。
クロスクライメートに切り替えるつもりなのでしょうかね。
![](https://happy-campers.net/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
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ネットでお得に買いたいけど、取り付けの予約がめんどくさい。
持ち込みの取り付けは嫌がられるんじゃないの?
楽天やYahooショッピングで買っても、取り付け店は普通に受け入れてくれます。
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取り付けまで同じお店が担当するので、品質も安定します。
(販売と取り付けが別だと、不具合があった際「タイヤ」「取り付け作業」どっちが悪いか揉める可能性も考えられます。)
価格もAmazonや楽天と遜色なく、安心でお得な選択と言えます。
アジリス クロスクライメートとは
クロスクライメート キャンピングとは違い、こちらは商用車専用。
常用荷重には対応せず、あくまで貨物積載を前提に作られています。
サイズ
こちらは、キャンピングカーに適合するサイズは準備されていません。
![アジリスキャンピングサイズ](https://happy-campers.net/wp-content/uploads/2022/10/cl61qfpb100zm01j6yhme3uzx-20220728-michelin-acc-ccc-08.full_.png)
価格
絶妙にクロスクライメート キャンピングとサイズを外しているので、比較はできません。
ただし、あまり変わらない感じですね。
バン用タイヤとしては高い部類です。
ただ、キャンピングと同様、スタッドレスとの入れ替えがないことを考慮すれば、安いと言えます。
![](https://happy-campers.net/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
実際の走りをレポート
私が使っているのは、アジリス クロスクライメートですが、似たタイヤではあります。
実際に2年間使った結果をレポートします。
舗装路
舗装路については、通常のアジリスよりも設置面が広くて頑丈な分、しっかりとした走り。
転がり抵抗は悪化、つまり燃費は悪化しているでしょうから、その引き換えと言えます。
速度域が上がっても、安心感が高いのは、キャンピングカーの用途を考えると嬉しいです。
長距離ドライブも楽になりました。
新東名の120km/hもなんとかいけます。(横風との戦い)
![舗装路](https://happy-campers.net/wp-content/uploads/2022/10/DB04165F-8258-45EC-9F3E-6D6EAB3DA47C_1_102_o-1024x768.jpeg)
悪路
悪路は強いです。
パターン見てもわかる通り、ブロックが大きくて硬いので、頑丈。
砂利道でも難なく走れます。
サイドウォール プロテクターのおかげで、サイドを傷つける心配も少ないです。
![悪路イメージ](https://happy-campers.net/wp-content/uploads/2022/10/60A23A2C-B8FB-45D5-9A25-52637A81C2AF_1_105_c.jpeg)
雪道
本領を発揮するのは雪道。
とはいえ、氷には弱いので、無理はできません。
「出先で雪に降られても安心。」
こんな使い方がお薦めです。
写真の道は伊豆に出かけた時に山越えで出てきた雪ですが、ノーマルタイヤではまず無理。(勾配もあるので)
このような場面の安心代としては素晴らしい投資だと思います。
![雪道イメージ](https://happy-campers.net/wp-content/uploads/2022/10/0FC498FC-B8B1-4EC2-8A44-446EB34037FA_1_102_o-1024x768.jpeg)
高速道路でも少しの雪の場合ですが走れました。
チェーン規制でもこのタイヤなら走れます。
雪国を旅しないけど出先の雪は困るキャンピングカー乗りに最適
キャンピングカーは、旅行の時に走らせる車。
冬、雪国に行きたい人はスタッドレスに履き替えるわけです。
ウインタースポーツをしない人、雪国に行かない人は、冬は西や南に向かいます。
そんな西や南、四国や九州でも、雪が降ることがあります。
旅行中に降ったらどうなるか?
雪予報になったら旅行を中止するのか?
クロスクライメート キャンピングがあれば、旅行を諦める必要はありません。
猛吹雪であれば止めるべきですが、行ける可能性は格段に上がります。
従来ならスタッドレスで備えるところが、年中タイヤ履きっぱなしでOK。
タイヤは高めですが、履き替えのコストを考慮すると、コスト的には、半額程度になります。
まとめ
クロスクライメート キャンピングを履くことにより、
・夏は安心感のある走り
・冬は急な雪道でも安心。旅行の幅が広がる
・夏タイヤとスタッドレスの履き替えコスト不要
が実現できます。
ヘビーに雪道を走る用途でなければ、「急な雪への備えとしてはベストな選択」と言えます。
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