キャンピングカーの電力強化 リチウム化 or ポータブル電源どちらが正解?

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キャンピングカーの電力強化。
今日び、鉛のサブバッテリーだけだと不安ですよね?

そこで考えるのがリチウム化とポータブル電源。
どちらも試した私が、解説していきます。

結論としては、場合によって答えは違う、です。

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目次

リチウム化のメリット/デメリット

今流行りのリチウム化。
今から新車買う場合はリチウム搭載の車両を選ぶこともできますが、モデルによっては選べないことも。
非リチウム前提でメリットとデメリットを見ていきましょう。

リチウム化のメリット

・省スペース/軽量
・ポータブル電源のような余計な配線は不要
・鉛に比べて、同じ容量の場合は実質的に使える電気が多い
・消費電力の大きい機器でもバッテリーが傷まない

鉛バッテリーは大きくて重いのですが、リチウムにすると省スペース/軽量になります。
走った感じでもわかるほどの変化になります。(個人差ありますが)

鉛バッテリー
MOVING BASEのリチウムバッテリー

また、鉛バッテリーを置き換える形になるので、見た目は変わりません。
ポータブル電源だと置くための余計なスペースが必要になりますが、それも要りません。

鉛と比べると、メリットはたくさん。
鉛は残量が減っていくと電圧が下がるので実質半分くらいしか使えません。
リチウムは容量の95%ほどまで電圧が下がらず使えます。
同じ容量であれば、1.5倍以上使える計算になるのです。

また、鉛バッテリーは消費電力が大きい機器には向かず、電子レンジなどを使うとバッテリーを傷めてしまいます。
リチウムは大電力に強いので、バッテリーの傷みを気にせず電気を使えます。

リチウム化のデメリット

・車両保証の対象外になる
・選択肢が少ない
・DIYで取り付けるとリスクがある

リチウム化をすると、バッテリー周辺部分の保証は使えなくなります。
(ビルダーさんによるかと思いますので、要確認)
新車で買った場合はちょっと気になりますね。

また、リチウム電池へ換装してくれる業者さんはめちゃくちゃ少ないです。
下で紹介するムービングベース以外はほぼない状態で、自分で取り付ける方が多いです。

そして自分で取り付ける場合は、知識が必要なのと、それなりにリスクがあります。
私はやろうという気になりませんでしたが、自己責任で。。。
RENOGYでやっている方が結構多いですし、ムービングベースでも扱っています。

リチウム化をオススメする用途

・保証が切れた車両
・電気の知識がある人
・気兼ねなくたくさん電気を使いたい人

新車の状態でリチウムに換装する方もいますが、私はそこまでの漢気はありません。
初期状態であれば鉛バッテリーも使えないわけではないので、とりあえず保証が切れるまでの期間は鉛。
保証が切れたらリチウムに変更するのがいいかなぁと思います。

また、自分で換装するのであれば電気の知識はマスト。
配線を間違えてしまうと発火する危険性もありますし、何かのトラブルの際も全部自分で面倒を見ないといけませんので。

MOVING BASE(ムービングベース)のリチウムは手軽でリーズナブル

私がオススメしているのはMOVING BASEのリチウムイオンバッテリー。
製品として完成されているので、
・鉛の車両への入れ替えが容易であること
・工事代金を含めたコストが比較的リーズナブルであること
が大きなメリットです。

静岡県のムービングベース本社もしくは全国各地の販売店で換装工事もやってくれるので、素人的には安心できます。

ポータブル電源のメリット/デメリット

最近はキャンピングカーの新車のオプションでも、ポータブル電源を搭載する前提のものが出てきています。
外部電源を二系統にして車内からも供給できるようにすれば、手軽にサブバッテリーの強化相当の効果が望めるのです。

ただ、全ての場合でオススメの策かというとそうでもなく。
解説していきますよ。

ポータブル電源のメリット

・新車の保証が効く
・取り外し可能なので、普段は家庭で使えたり、キャンプや災害時でも使える
・テストを行った上で製品として完成されていて安心感がある
・不要な時は降ろしておける
・消費電力が大きい機器の稼働を担当させることで、鉛バッテリーの寿命を延ばせる

リチウム化の懸念として一番大きいのが、新車保証の問題です。
リチウム化については、保証が継続できるかどうかはビルダー次第というのが一つ。
少なくともバッテリー部分の故障はビルダーは見てくれないので、故障の際に面倒なことになる可能性があります。
その点、ポータブル電源を追加することについては、ビルダーの方で配線をやってくれるケースもありますし、比較的安心といえるでしょう。

また、夏場のエアコンだけ電力が不足するのであれば、夏限定で載せることもできます。
普段は災害の備えとして家に置いておいても役に立ちますし、テントでのキャンプの際にも使えます。
この汎用性は魅力的。

鉛バッテリーが苦手な大電力、エアコンや電子レンジの稼働をポータブル電源に任せることで、鉛バッテリーの寿命を伸ばすこともできます。

ポータブル電源のデメリット

・外部電源の配線を追加してもらう必要がある
・サブバッテリーの寿命が尽きてしまった際の補助にはならない
・充電が面倒

大きなデメリットはないのですが、まずサブバッテリーが尽きた際の補助にはなりません。
サブバッテリーで稼働する照明や冷蔵庫の稼働をするためには、
ポータブル電源→サブバッテリー→車両
の流れで電気を供給することが必要になりますが、ロスが大きいのと、常にポータブル電源が中負荷で動く状態なのでうるさいです。
あくまでも、大電力が必要な際の補助に徹して、
ポータブル電源→車両の100Vを使う機器(=インバーター仕様の機器)
に徹しさせることをお勧めします。

また、外部電源の配線を追加させないと効果は半分ですね。
車内のエアコンや電子レンジのコンセントをいちいち抜き差しするのは面倒で非現実的ですので。
ドライヤーとかならいいのですが。

ポータブル電源をオススメする用途

・エアコン付き車両で夏場だけ電力が不足
・電子レンジや電気ケトルをピンポイントで使いたい
・新車でビルダーに保証修理を全うしてもらいたい

ポータブル電源は、あくまでも補助として使うことが前提となります。
新車であまり手を入れたくない。
エアコン等でピンポイント的に使いたい。
そのような用途にお勧めします。

オススメのポータブル電源とお得な買い方

現在、日本で買えるポータブル電源で名が知れているのは以下の4社になります。
・Jackery
・Ecoflow
・BLUETTI
・Anker

他にも無数にありますが、安全性が大事な商品。
後々のアフターを考えると、大手で買った方がいいと思います。

容量はエアコンや電子レンジ稼働を考えると、1,000Wh以上/1,000W(ピーク電力2,000W)以上がオススメ。
JackeryだとJackery1000が相当します。

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まとめ

キャンピングカーの電力強化。
リチウム化とポータブル電源の比較をしました。

・根本的な電力強化はリチウム化
・補助的な電力強化や、新車補償との兼ね合いを考えるとポータブルの選択肢もあり

このように覚えていただけると間違いないと思います。

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この記事を書いた人

キャンピングカーZIL520(ジル520)に乗る4人家族のお父さん。
家族4人で分割日本一周中。
子どもが独立したらキャンピングカーで旅しながら働くために日々奮闘するブロガー。Twitterで更新の案内をしているのでぜひフォローを!
趣味はF1とドライブ。

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