キャンピングカー業界では「快適化」というキーワードはメジャーなのですが、一般の人は不思議だと思います。
だってキャンピングカーって快適だって思うじゃないですか。実はそうではないんです。
キャンピングカー業界の不思議ワード「快適化」2回に分けてお送りする「快適装備編」です。
2回目の走行性能編はこちら。

キャンピングカーの快適化とは?
キャンピングカーは、はっきり言って買った状態では不完全であることがほとんど。
ベース車に架装を施してキャンピングカーになるわけですが、ベース車部分は商用車ですので、乗用で使うには不満を覚える部分も少なくない。

そこでキャンピングカーオーナーは「快適化」と称して、不満な部分を潰していくわけです。
内装の代表的なメニューとは、、、
代表的なメニュー①シート
鉄板なのがシート。
キャンピングカーのシートってトラックそのもの。
トラックでも大型車は長距離向きのエアサスシートがついていたりしますが、小型トラックは近距離用の質素なものなので、長距離は厳しいです。
シートを変えるというと走り屋さんのイメージが強いですが、キャンピングカーでも交換している人はかなりいるんです。
代表的なメーカーは、レカロとブリッド。
ブリッドのユーロスターや、トラック専用のZAOUは、サイドサポートが低くて乗り降りしやすい構造になっており、キャンピングカー向きです。
代表的なメニュー②運転支援装備
カムロードには一般的な乗用車についているクルーズコントロールもオートライトもついていません。
これは好みになりますが、やはり1000万円近くすることもある車としては不満が残るところ。
どちらも後付けができるんです。
クルーズコントロールは、PIVOT社のものが有名。
先行車についていくような機能はないですが、ゆっくりめのスピードで高速を走ることが多いキャンピングカーにはぴったりの装備です。
危険ですので、構造がわかる方もしくはお店に取り付けをお願いすることをお勧めします。
オートライトも定番の快適化。
これも標準は普通のLOWとHIGHしかないライトです。
これまた、自力でやるには若干ハードルが高いように思えます。
代表的なメニュー③シートカバー
室内の快適化は本当に種類が多くありますが、飲食をする場でもありますので、何かと汚します。
そこで、シートカバーを付ける方が多いですね。
我が家は座面だけ装着しています。

難点は、入手がしづらいところ。
販売店で斡旋している場合はありますが、基本的にはオーダーメイド。
我が家は妻が作ってくれました。
代表的なメニュー④寝具
これは厳密には快適化ではないかもしれませんが、キャンピングカーのベッドはそのまま使うと汚れたら終わりなので、寝具を敷いて使います。
寝袋を使う場合も、敷きパッドは準備したほうがいいと思います。ちょっとゴロンする時には肌触りもいいので。
私のおすすめは、ニトリのNクール/Nウォーム。
値段は手軽ですし、質もキャンピングカーで使うには十分以上。まさにお値段以上。
シンプルなので追加で買い足したくなったら、すぐに同じようなものがどこでも手に入るというのも強いです。
まとめ
キャンピングカーの快適化、快適装備編をお届けしました。
次回の走行性能編はやれることがある程度限られますが、快適装備はオーナーの好みで全然違いますし、限りない種類があります。
まずは、シートカバーと寝具から始めるのが王道。
乗っているうちに気になるのであれば、他のメニューに手を出すことをお勧めします。
コメント