ついに書き切りました。
ブログ11回にわたる壮大な旅。
出発の2週間前に決めた北海道行きでしたが、迷ったけど行ってよかった。
今しか見れない景色、家族の笑顔、かけがえにない思い出になりました。
詳細は各ブログにじっくり書きましたが、総集編をお送りします。
(1)東京〜函館 ラッキーピエロにリベンジ(0-1日目)
旅の出発と初日のお話。
結局行きも帰りも東京から青森まで11時間(睡眠を除く)かかったわけですが、行きは特に遠かった気がしました。
途中までは順調だったものの、仕事のトラブル対応で時間を取られ、運転しながら通話をしたりかなり気を張った時間。
のんびりドライブなんて感じではなかったですね。
出発の時は、青森で観光。最低でも美味しいものの買い出しと考えていましたが、全く無理。
高速のSAの品薄セブンイレブンで買い出してきてもらったパンだけという質素な感じになりました。
ギリギリで着いた青森フェリーターミナル。
船上の夕暮れ。
そして函館では念願のラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー。
仕事も無事片付いたし、素晴らしい旅がスタートしました。
(2)函館〜神威岬〜道の駅とうべつ車中泊(2日目)
旅の2日目。本来であればこの日は室蘭方面に向かって翌日は襟裳岬という予定だったのですが、翌日はあいにくの天気らしい。
このキャンピングカー旅は、羅臼のキャンプ場と知床のクルーズ以外は無予約だったので、予定は変幻自在。
襟裳岬は後回しにして、旅の終盤に回る予定だった神威岬に向かうことにしました。
この日のハイライトはもちろん神威岬。
岬の全景も美しいですし、岬の先端の果て感もたまらない。
近くの温泉は露天風呂の景色が良かったのですが、天気が良かったらもっと良かったです。
(3)当別〜旭川(旭山動物園)〜道の駅おんねゆ温泉車中泊(3日目)
3日目のメインは旭山動物園。子ども達はもちろん大喜び。
その前に、廃止された札沼線の新十津川駅に行きます。
ちょうど1ヶ月前に駅舎が解体されたということでまっさら。これは残念でした。
旭山動物園は6年ぶりでした。
展示の仕方がよく考えられていて、「かわいい」だけでは終わらせない動物園。今回も楽しませていただきました。
夜は成吉思汗大黒屋でジンギスカン。
ここのお肉は特上とか上とかなくて、シンプルなメニュー構成。そして間違い無く美味い。
北海道ではジンギスカンの店選びに妥協したらいけませんね。
居酒屋うり坊さんの「伝説のザンギ」をテイクアウトして、道の駅おんねゆ温泉で車中泊です。
(4)北見〜激安の羅臼オートキャンプ場(4日目)
4日目は移動日。
天気もすごく悪くて、最高のドライブルートなのに景色は楽しめませんでした。
オシンコシンの滝はなかなかの迫力。
羅臼オートキャンプ場ではキャンプはできませんでしたが、車内で楽しめました。
次の日の知床ではいい天気で観光をするはずが、、、
(5)知床五湖?遊覧船?→断念!野性味あふれる熊の湯(5日目)
5日目の前編です。
この日は知床観光の予定。
午前中に知床五湖を散策して、午後は遊覧船で岬の方まで行く予定でした。
しかし、知床五湖は道路の通行止め、遊覧船は高波で欠航。ついてない。。。
時間ができたので行った熊の湯は野性味あふれる素晴らしい場所。こういう出会いも楽しいです。
車で行ける果てまで行った後、道の駅知床・らうすでの極上ランチを楽しみました。
(6)野付半島〜回転寿司 根室花まる〜最東端で車中泊(5日目)
5日目の後編です。
元々野付半島と春国岱は予定していましたが、この日のメインは知床だったので、軽く寄る予定でした。
結局行ってみたら欠航距離もかかるし見所も多いので時間は食うしで、知床がなくなったからこそ、じっくり寄れたと言えます。
野付半島は地図を拡大して貰えばわかりますが、すごく不思議な地形で、しかも自然の宝庫。ここは行く価値ありです。
国後島も見えますよ。
夜は根室花まるの根室店で回転寿司。ネタが大きくて、かなりコスパがいいです。しかも美味しい!
真っ暗な納沙布岬での車中泊は怖いので、隣の望郷の岬公園の駐車場で車中泊です。
(7)納沙布岬の日の出〜最東端東根室駅〜秘境落石岬〜釧路(6日目)
6日目の朝は早起きして日本一早い日の出を鑑賞。
灯台の向こうから真っ赤な太陽が上がってくる瞬間は息を呑む美しさ。
納沙布岬は日の出の時間に行くのがおすすめですね。
そして落石岬にも行きました。ここは車で岬まで行けない秘境ではありますが、歩くといっても30分程度なので子ども連れでも行けます。
人も少ないですし、緑と青の中にぽつりと立つ灯台は、これはこれで美しい。
最東端の到達証明ももらいました。
無料でもらえますし、これを目標に本土四極回るのは楽しいですよ。我が家はあと佐世保だけです。
(8)プライベート感満点!釧路市山花公園オートキャンプ場(6日目〜7日目)
6日目は釧路市山花公園オートキャンプ場での宿泊でした。
この旅初めてのまともなキャンプですね。
ここはプライベート感があって気持ちがいいキャンプ場。しかも釧路は真夏でも涼しくて気候がいい!
住みたくなりました。
バーベキューにバドミントン、たっぷり楽しんでリフレッシュできました。
(9)襟裳岬でアザラシ〜道の駅サラブレッド新冠で車中泊(7日目)
7日目はキャンプ場からなのでゆっくりスタート。
襟裳岬ではアザラシを間近で見るために、遊覧船に乗ろうとしたのですが悪天候のため欠航。
でも、風の館から望遠鏡でアザラシ見れました。
襟裳岬は絶景。周り270度が海ですから。
廃線になったばかりの日高本線様似駅跡も訪問。温もりが残っていて今にも列車が来そうでした。
(10)新冠〜地球岬〜函館で再びラッキーピエロ(8日目)
8日目は一気に函館まで戻ります。
室蘭ではイルカウォッチングができると聞き、電話するもすでに終了とのこと。遊覧船は三連敗でした。
代わりに行った地球岬、ここも海が広く見えて素晴らしいです。
途中、日本海側を走り、足掛け3回で海沿い北海道一周を達成。
函館では再びラッキーピエロ。混んでるかと思って早く行ったら、すごい空いてるし!
空腹で食べれなかったのだけが残念でした。
ちょっとゆっくりして、さぁ帰りますよ。
(11)函館〜青森〜ひたすら東北道でフィナーレ(最終日)
最終日です。
0:40の船に乗って青森まで、そこからひたすら東北道で帰ります。
この旅程は結構きついのでお勧めできないです。睡眠のゴールデンタイムに船の乗り降りがありますから。
青森から700km。
休憩が増えると遅くなるので、無心で走り切りました。
総走行距離は3685km。よく走りました。
費用まとめ
費用をまとめました。
食費は67,000円。削ろうと思えば極限まで削れますが、せっかく行くので食べたいものは食べました。
今回はアクティビティがことごとく潰れたので、ここは低かったですね。
お風呂代は結構安くて助かりました。
やはり多くを占めたのが交通費。燃料代は距離を走るので、高額になります。
青森までの高速代、フェリー代は、これでも最安のはずです。関東からフェリーに乗れば倍はかかりますね。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 | 8日目 | 9日目 | 合計 | |
食費(外食除く) | 1,468 | 7,219 | 3,485 | 7,286 | 1,290 | 4,576 | 6,004 | 1,695 | 33,023 | |
外食代 | 5,328 | 1,600 | 7,400 | 13,817 | 3,168 | 2,950 | 34,263 | |||
アクティビティ(入場料) | 1,880 | 2,000 | 1,000 | 4,880 | ||||||
お風呂代 | 1,900 | 1,180 | 1,320 | 1,160 | 5,560 | |||||
キャンプ場 | 1,700 | 5,450 | 7,150 | |||||||
燃料代 | 11,599 | 8,267 | 3,578 | 8,674 | 13,049 | 11,914 | 57,081 | |||
高速/フェリー/駐車場 | 25,600 | 700 | 500 | 29,800 | 56,600 | |||||
コインランドリー | 700 | 800 | 800 | 2,300 | ||||||
合計 | 43,995 | 11,399 | 23,752 | 12,564 | 16,287 | 19,500 | 8,324 | 20,372 | 44,664 | 200,857 |
これ、キャンピングカーでなければ、宿泊代だけでも安宿に泊まった前提、一泊4人で2万円だとしても18万円。
それを考えるとおそらく半額以下で旅をできたことになります。
主な記録
主な記録をまとめました。
船内泊:1泊(帰り、、、4時間の船旅でしたが)
断念した遊覧船イベント:3回
セイコーマートの昼食:4回
外食:7回
行った岬:6箇所(神威岬、野付埼、納沙布岬、落石岬、襟裳岬、地球岬)
給油の回数:9回
車中泊:8泊(前日出発から数え、船内泊以外全て)
走行時間:62時間
平均速度:57km/h(ちょっと計算間違えのような気が。。。)57km/h
使った燃料:445.66L
燃費:8.3km/L
走行距離:3,685km
まとめ
旅の総まとめ、いかがでしたでしょうか?
キャンピングカーで行く北海道旅、時間は必要になりますし、キャンピングカーは敷居が高いかもしれませんが、他では味わえない旅ができます。
気になるのであれば、ぜひ一歩を踏み出して、計画してほしいと思います。
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