ミシュランからオールシーズンタイヤ「クロスクライメートシリーズ」の新しいラインナップ
・アジリス クロスクライメート
・クロスクライメート キャンピング
が発売されました。
「雪も走れる夏タイヤ」
を売り文句としていて、急な雪でも安心。
常に雪が降る北国ではスタッドレスがベターですが、あまり降らない地域にはぴったり。
日本導入に先駆けてアジリス クロスクライメートを使用している筆者がレポートします。
・夏は安心感のある走り
・冬は急な雪道でも安心。旅行の幅が広がる
・夏タイヤとスタッドレスの履き替えコスト不要
結論から言うと、「急な雪への備えとしてはベストな選択」と言えます。
クロスクライメート キャンピングとは
キャンピングカーに適するオールシーズンタイヤとしては唯一の選択肢。
雪も走れる夏タイヤ。
急な雪にも対応したキャンピングカー専用、長く続く安心感。
がキャッチコピー。
以下の特徴があります。
- 優れた夏タイヤ性能
- 急な雪での安心性能
- 優れた強度と耐久性
- 常用荷重に対応した専用設計
- 高い走行安定性能
サイズ
サイズ展開については以下の通り。
カムロードには215/70R15が適します。
ただ、幅広となるので、ワイドフェンダーの装着が必要ですね。
バンテックのキャンピングカーでいえば、ジル系ならそのままで大丈夫。コルド系ならワイドフェンダーの装着が必要。
価格
価格はオープン価格です。
既に発売されておりますが、一本あたり25,000円。
円高なので結構高額なのは仕方なし。
サマータイヤとスタッドレスを両方持つのに比べると安いです。
比較対象として、アジリスキャンピングの価格を調べようとしたら、終売になっているのか見当たりません。
クロスクライメートに切り替えるつもりなのでしょうかね。
TIREHOODは「タイヤ購入」と「タイヤ交換予約」を一度にできる!
ネットでお得に買いたいけど、取り付けの予約がめんどくさい。
持ち込みの取り付けは嫌がられるんじゃないの?
楽天やYahooショッピングで買っても、取り付け店は普通に受け入れてくれます。
でも、ワンストップで完結させたいならTIREHOOD。
無料で6ヶ月保証、有料で12ヶ月、24ヶ月の保証がつくので安心。
取り付けまで同じお店が担当するので、品質も安定します。
(販売と取り付けが別だと、不具合があった際「タイヤ」「取り付け作業」どっちが悪いか揉める可能性も考えられます。)
価格もAmazonや楽天と遜色なく、安心でお得な選択と言えます。
アジリス クロスクライメートとは
クロスクライメート キャンピングとは違い、こちらは商用車専用。
常用荷重には対応せず、あくまで貨物積載を前提に作られています。
サイズ
こちらは、キャンピングカーに適合するサイズは準備されていません。
価格
絶妙にクロスクライメート キャンピングとサイズを外しているので、比較はできません。
ただし、あまり変わらない感じですね。
バン用タイヤとしては高い部類です。
ただ、キャンピングと同様、スタッドレスとの入れ替えがないことを考慮すれば、安いと言えます。
実際の走りをレポート
私が使っているのは、アジリス クロスクライメートですが、似たタイヤではあります。
実際に2年間使った結果をレポートします。
舗装路
舗装路については、通常のアジリスよりも設置面が広くて頑丈な分、しっかりとした走り。
転がり抵抗は悪化、つまり燃費は悪化しているでしょうから、その引き換えと言えます。
速度域が上がっても、安心感が高いのは、キャンピングカーの用途を考えると嬉しいです。
長距離ドライブも楽になりました。
新東名の120km/hもなんとかいけます。(横風との戦い)
悪路
悪路は強いです。
パターン見てもわかる通り、ブロックが大きくて硬いので、頑丈。
砂利道でも難なく走れます。
サイドウォール プロテクターのおかげで、サイドを傷つける心配も少ないです。
雪道
本領を発揮するのは雪道。
とはいえ、氷には弱いので、無理はできません。
「出先で雪に降られても安心。」
こんな使い方がお薦めです。
写真の道は伊豆に出かけた時に山越えで出てきた雪ですが、ノーマルタイヤではまず無理。(勾配もあるので)
このような場面の安心代としては素晴らしい投資だと思います。
高速道路でも少しの雪の場合ですが走れました。
チェーン規制でもこのタイヤなら走れます。
雪国を旅しないけど出先の雪は困るキャンピングカー乗りに最適
キャンピングカーは、旅行の時に走らせる車。
冬、雪国に行きたい人はスタッドレスに履き替えるわけです。
ウインタースポーツをしない人、雪国に行かない人は、冬は西や南に向かいます。
そんな西や南、四国や九州でも、雪が降ることがあります。
旅行中に降ったらどうなるか?
雪予報になったら旅行を中止するのか?
クロスクライメート キャンピングがあれば、旅行を諦める必要はありません。
猛吹雪であれば止めるべきですが、行ける可能性は格段に上がります。
従来ならスタッドレスで備えるところが、年中タイヤ履きっぱなしでOK。
タイヤは高めですが、履き替えのコストを考慮すると、コスト的には、半額程度になります。
まとめ
クロスクライメート キャンピングを履くことにより、
・夏は安心感のある走り
・冬は急な雪道でも安心。旅行の幅が広がる
・夏タイヤとスタッドレスの履き替えコスト不要
が実現できます。
ヘビーに雪道を走る用途でなければ、「急な雪への備えとしてはベストな選択」と言えます。
コメント