キャンピングカーの自動運転はいつになるのか?

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自動運転のキャンピングカーが欲しい

キャンピングカーでのお出かけで遠くに行くのは楽しい。

でも、長距離を全部運転するのは辛いとか、出先で飲みたいとか、寝ながら移動したいとか、運転好きな私ですら思うことがあります。

ダイネットでご飯食べながら、とか、お酒飲みながら移動できたら最高ですよね!

完全自動運転でなくても、せめてアイサイトみたいな機能があれば、、、と思っているところにビッグニュースです。

レベル3自動運転車、ついに市販化


昨日のニュースですが、レベル3自動運転技術、Honda SENSING Eliteを搭載した新型レジェンドが発売されました。

価格は1100万円でリース販売のみ(新技術はリスクがあるので、いつでも回収できるようにという判断でしょう)。

レベル3とは条件付き自動運転と位置付けられていて、ある一定の条件下にてシステムによる監視で運転を行うもの。

他の車種に搭載されているレベル2以下の「運転支援」とは異なる、先を行く技術となります。

レジェンドに搭載されたHonda SENSING Elite


今回、レベル3に相当する部分は、「トラフィックジャムパイロット(渋滞運転機能)」。

自動車専用道路で30km/h未満(システム作動後は50km/h以下)の時に自動運転を行います。

この自動運転は、周囲の注意をし続ける必要がある運転支援機能と違い、動画を見たりよそ見をしてもOK。

ただ、システムからの操作要求があった場合に操作ができるような体制でないといけないため、居眠りや飲酒はダメです。

自動運転の部分は混雑時のみですが、運転支援機能も搭載されており、手放しでの車線内運転や車線変更機能も搭載。

安全性に寄与するだけでなく、長距離運転の疲労軽減にかなり役立つでしょう。

現状のキャンピングカー自動運転事情

これは、かなり遅れています。

キャブコンの場合、ベースであるカムロードのベースのトヨエース/ダイナは1.25tモデルであり、長距離を想定したつくりではありません。

キャンピングカーのベース、カムロード

トラックとしてある程度の距離を走るのは2t以上でしょうから、この小さいクラスは価格重視なのでしょう。

2tクラスにはある自動ブレーキやレーンディパーチャーアラート、誤発信抑制機能という運転支援機能につながる技術が未搭載なのです。

ハイエースだとまだマシな状況で、仕様にもよりますが自動ブレーキが付きます。

キャンピングカーへ自動運転が搭載されるのはいつか

ベース車への搭載が大前提になるわけですが、レジェンドのような重量変化が少ない乗用車と、

姿かたちが変わり、重量の幅も大きいキャンピングカーでは、

自動運転搭載へのハードルは段違いに大きいです。

車体との入念なセッティングが必要ですから、レジェンドからはぎ取ってポン付け、というわけにはいきません。

トラック自体への自動運転技術搭載については、ドライバー人員の人手不足という側面から進められており、例えば隊列走行は実証実験をしています。

2025年には高速道路でのレベル4(限定区域を操作なしで自動運転)が目指されているので、それに期待。

大型から導入が進み、小型に拡大される流れになるのでしょうけど、カムロードのベースである1.25tの車両は前述の通り長距離のニーズが少ないので、搭載の順番は最後になるのでしょうか。

2030年くらいになるのかな?

宅配需要の増大で、小さいクラスへの自動運転搭載のニーズも増大すると考えられますので、早期導入に期待したいですね。

子どもに運転してもらえば自動運転?

少なくともあと5年ほどはカムロードの自動運転は難しそう。

今できることは、子どもに運転してもらうこと。

でも10歳の子どもが運転できるのは、、、8年後。自動運転とどっちが早いか?自動運転の普及が早いと、免許を取らなくなるかもしれないですね。

まとめ

ワイン片手に後部座席でゆったり移動、という憧れ。

今後3年では難しいにせよ、10年以内には実現しそうな気がします。

電動化の動きも含め激変しそうな自動車の世界。今後の動向に目が離せないです。

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この記事を書いた人

キャンピングカーZIL520(ジル520)に乗る4人家族のお父さん。
家族4人で分割日本一周中。
子どもが独立したらキャンピングカーで旅しながら働くために日々奮闘するブロガー。Twitterで更新の案内をしているのでぜひフォローを!
趣味はF1とドライブ。

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