4/2の初日に行ってきました。
初めての平日参加でしたが、かなり空いていて、快適に見れました。
恐らく100台近く見た中で、私の琴線に引っかかった7台を発表します。
開催概要
《会期》
2021年4月2日(金) 11:00~19:00 ※9:45〜11:00;プレス内覧会
4月3日(土) 10:00~19:00
4月4日(日) 10:00~18:00
《会場》幕張メッセ国際展示場4~6ホール(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
《内容》
キャンピングカーの展示・販売、企業情報コーナー、各種物販、アウトドア用品の展示・販売、ステージイベント他
《入場料》
・前売券…大人(高校生以上)1,000円/小人(小・中学生)600円
・特典付前売券…大人(高校生以上)1,300円/小人(小・中学生)1,000円※公式ガイドブック・記念品付
※購入:CNプレイガイド、セブンチケット、ローソンチケット、PassMarket
・当日券…大人(高校生以上)1,000円/小人(小・中学生)600円
※未就学児無料 ※ペットケア費1頭500円/2頭以上1,000円(当日ご入場の際にお支払いください)
※障がい者手帳をお持ちの方と付添の方1名様無料(手帳等をご提示ください)
※くるま旅クラブ会員…会場外のくるま旅クラブ受付で入場券を発行(会員の種類のより発行数が異なります)
《公式HP》https://www.jrva-event.com/jccs/
《2020出展社数》キャンピングカー;67社、413小間、336台/用品・情報出展・出版社・キャンプ場・観光施設;49社
《2020来場者数》3日間合計 66,493名
①リチウムイオンバッテリー搭載のナッツ・クレア(CREA)
何度か言っていますが、2021年のトレンドはリチウムバッテリー。
ナッツ社は、2年の開発期間で高速充電と安全性を両立させた、ハイパーエボリューションを世に出しました。
リチウムなので、電池の最後まで使える(一般的なディープサイクルバッテリーは半分程度が好ましい)ことと、走行充電4時間で満充電になるのがポイント。
劣化もディープサイクルに比べて少ないので、2年に一度の交換は不要でしょう。
88万円のオプションは高価に見えますが、実際の使い勝手とランニングコストを考えると、高くはないと断言できます。
今買うなら、ジルじゃなくてクレアだなぁと本気で思いますね。がんばれバンテック!
ハイパーエボリューション発売記念の特別仕様、ウルトラスエードエディション、なかなか上品でよかったです。
②バンテック・アストラーレ(ASTRARE) CC1
突如出てきたこの車両。
6年ぶりに復活したファーストカスタム社が開発、制作したモデルなのです。
販路を探していたファーストカスタムと、ラインナップの拡充をしたい(と推測)バンテックの利害一致したのでしょう。
お客さん側としては、バンテックで買えるとなるとアフターは安心なので、メリット大と言えるでしょう。
外観はスタイリッシュ。車両としても軽量ということなので(小耳に挟んだ)、走りもカムロードよりいいことが期待できます。
中はバンクベッドはなく、リア二段ベッドとダイネットをベッドにできる、就寝3人+子ども1人仕様。
ダイネットは結構広いですが、二段ベッドは結構狭いです。中の通路はすごく狭い!
全長5m以内に納めるためには取捨選択が必要なわけですが、もう少し広々感があると嬉しいかなぁ。
通路の画像の右側のシンクの横が巨大ゴミ箱になっていたのはユニークでした。結構ゴミ困るので、料理しない派には朗報でしょう。
あと、バンテック初のリチウム搭載車です。大きくアピールしていませんでしたが(藪蛇ですから)。
③トイファクトリー・ベルゲン(Bergen) with ペット仕様
バンコンの雄、トイファクトリーは、同じハイエーススーパーロングで様々な種類のキャンピングカーを生み出しています。
ここで紹介するベルゲンは、その最新モデル。
ダイネットスペースのほか、就寝スペースも巨大で、その下に大きな遊びのためのラゲッジスペースがあります。
全長の長いハイエーススーパーロングだからできる車両ですね。空間の使い方が上手です。
展示車のラゲッジには自転車と、ベッドには犬(のぬいぐるみ)が。ダイネットで人間が寝れば、大型犬との旅もできそうです。
この車両はwithペット仕様と言って、撥水性のあるシート生地が採用されていました。青以外も色があるそうです。(グレーと緑だっけ?)
他のモデルにも、オプションで装着できるそうなので、ペットや小さい子どもがいる家には魅力的なオプションでしょう。
④A to Z・アンナ(Anna)
A to Zさんはアミティが看板車種でありましたが、ベースのマツダ・ボンゴの生産終了で、遠くない将来生産終了になります。(たくさん買い集めたのでしょうが)
一時期はアミティだらけだったブースも、今回は一台のみ。世代交代を感じさせますが、久々に見たアミティは広くて使い勝手がいい。まさに名車でした。
今回ブースで気になったのはAnna。かわいい名前です。
これはタウンエースをハイルーフにしたものですが、上部がベッドになっていて使い勝手が良さそうです。
何しろ、縦横はミニバンよりも小さいこのサイズは、都市部はもちろん、地方の狭い道を走るのに最適。
パワーが比較的少ないタウンエースでも、この架装なら軽くて走るのではないかという期待もあります。
⑤ホワイトハウス・ベルランゴキャンパー・ソレイユ
乗用車ベースのポップアップ車も得意なホワイトハウスの新作。
以前、ルノー・カングーベースのポップアップ車がありましたが、シトロエン・ベルランゴを同じようなコンセプトで料理しました。
無骨なスタイルが多いキャンピングカーのなかで一際おしゃれですね。
また、走りもトラックやバンベースとは違い、シトロエンの個性的な走りが期待できます。きっと楽しいはず。
長期のクルマ旅には向かないかと思いますが、オートキャンプするには結構いい感じがします。
⑥オートワン・スーパー給電くん
給電くんがスーパーになっていました!
100Wのソーラーと107Aのサブバッテリーが付くようですが、エアコンがない給電くんではこれで十分。
色も、カーキ色でルーフが白、内装も白木でどんどんオシャレになっています。
エブリィはターボが選べますし(軽キャブコンは選べない)、流石に4人は厳しいですが2人なら、キャブコンのようにはいきませんが楽しい旅ができます。
びっくりしたのが納期。今注文すると2022年の4月納車だそうです。どこも納期は長いみたいですね。。。
⑦コイズミ・ナゲット(NUGGET)
これはキャンピングカーと言っていいのでしょうか?
軽トラベースの遊び車、、、と思いきや、災害ボランティアにも使える車両とのこと。
災害ボランティア、ボランティアも食料や物資を消費してしまいがちですが、これなら自給自足でボランティアに行けます。
荷室は色々なツールを積むことに特化し、寝るのはテントというのも潔くていいですね。
デザインもアメ車みたいでかっこいいです。
おまけ〜用品も〜
用品のお店も出店しています。
私が気になったのは、ポータブルバッテリー。
キャンピングカーのサブバッテリー、決して十分ではないケースがあるわけですが、増設も限界があるのと、ディープサイクルバッテリーは劣化します。
今は大容量のポータブルバッテリーがあるので、それを持っていればキャンピングカーでも電気に余裕ができます。
また、普段は自宅に置いておけば、災害時の非常電源に使えます。ソーラもあるので自家発電も可能。
結構惹かれました。
まとめ
なるべくジャンルをバラして、注目の車両を紹介しました。
今のキャンピングカーは、機能も満載。
内装も各社工夫がしてあります。
ここで挙げたモデルはほんの一部。詳細はジャンル別にまとめてあるので是非。
ジャパンキャンピングカーショー2021 注目モデル軽キャンピングカー編
ジャパンキャンピングカーショー2021 注目モデル バンコン編
ジャパンキャンピングカーショー2021 注目モデル キャブコン編
今後、小中規模のキャンピングカーショーが各地で開催されるので、じっくり見るならこちらがお勧めです。
キャンピングカー基礎編では、キャンピングカーの基礎知識を解説しています。
キャンピングカーショーの回り方は、こちらで解説しているのでぜひ!
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