キャンピングカーの車中泊場所の選び方

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キャンピングカーを買ったら、気に入った場所で寝られる。

そう思っていませんでしょうか?

私はそう思っていたクチです。

実際に乗り始めると、意外と制約があることがわかりました。

キャンピングカーの車中泊場所とその長所短所をまとめてみました。

目次

キャンピングカーの車中泊場所の選び方

キャンピングカーの車中泊場所をどう選ぶか?

まずは場所。ホテル泊の普通の旅行と違い、キャンピングカー旅は宿泊場所ありきで旅程を決めないことが多いです。

全日程の行程を決めて、ルートを日数で分割して、適当な場所を宿泊場所にする、といった感じ。

その中で、快適性やコスト、楽しさや利便性を考慮して決めています。(私は)

意外と色々な宿泊場所がありますが、特色と評価は以下の通りとなります。

オートキャンプ場

文句なしにベストなのはオートキャンプ場。

目的地になりうる場所ですので、楽しさはNo.1。滞在することが目的になります。

文句なしに楽しい

利便性という意味では、ゴミが捨てられたり、水の補給ができたりするので、これも文句なし。電源があるところも多いです。

難点はコスト。キャンプを楽しむための旅であればいいのですが、クルマ旅で寝るだけと考えると割りに合わなくなります。

また、探しやすさとしては、設置されている場所が限られているのはまだいいとしても、予約が取りにくいところはマイナス。

気楽に思い立ったら出かけるというのがキャンピングカー旅のいいところなのですが、数ヶ月前から予約しないと取れないキャンプ場も多く、使いにくいです。

利便性のマイナス点は、チェックイン時間の早さ。16時までにチェックインと言われると、結構せわしなくなりますね。

■快適性:   ★★★★★
■コスト:   ★    (2,000円程度〜)
■楽しさ:   ★★★★★
■利便性:   ★★★★
■探しやすさ: ★★
■総合評価:  ★★★★

RVパーク

日本RV協会が認定した、宿泊が公認されている駐車スペース。施設検索はこちらから→https://www.kurumatabi.com/

定義は以下の通りです。

  • ゆったりとした駐車スペースで、一週間くらいの滞在が可能
  • 24時間利用が可能なトイレ
  • 100V電源が使用可能
  • 入浴施設が近隣にあることが望ましい
  • ゴミ処理が可能
  • 入退場制限が緩やか予約が必須ではないこと

キャンピングカーの車中泊のための施設ですので、設備は申し分なし。快適です。

都市部にあるところもありますので、利便性も○です。

RVパーク京都南

ただ難点は、最近設置されているところに多いのですが、値段が高い。

多くのところは2,000円前後の価格でリーズナブルだと思うのですが、4,000円近いところもあり、それならキャンプ場に行きます。

車中泊は認められていませんが、仮眠の範囲内で道の駅に泊まりたくなりますね。

予約についても、施設によって予約方法がまちまちなので、面倒です。統一してくれたらめちゃくちゃ使いやすいのですがね。

■快適性:   ★★★★★
■コスト:   ★★★  (2,000円前後が多い)
■楽しさ:   ★★★
■利便性:   ★★★★★
■探しやすさ: ★★★
■総合評価:  ★★★★

道の駅

車中泊場所としてポピュラーな道の駅ですが、車中泊が認められている場所は多くありません。

仮眠であればOKということで、グレーゾーンの中、宿泊しているというわけです。

我が家も道の駅で宿泊することはありますが、利用客が少なくなってから駐車、朝は早めに出発することで本来の利用客に迷惑をかけない。

また、洗面所としてトイレの洗面台を使用したり、もちろん洗濯なんかはしません。

外にテーブルや椅子を出してくつろいでいる人を見かけることがありますが、びっくりしますよね。。。

快適性は場所によりけりです。交通量の多い主要道路沿いだと夜うるさいですし、場所によっては暴走族が現れることも。

誰もいないのはそれはそれで怖いので、リスクは少なからずあります。

利便性という意味では、場所によっては温泉施設があったりレストランが割と遅くまでやっていると最高です。施設によりけりで、食堂は早仕舞いが多いです。

道の駅 伊東マリンタウン。温泉あり、地ビールレストランありと車中泊を当て込んだような充実した施設。

補給できる水や電源はないので、長期キャラバンを道の駅だけでやるのは難しいでしょう。

1,200ヶ所近くの施設があるので探しやすさは◎。ただ、当たり外れも多いので、事前調査は必須です。

■快適性:   ★★★
■コスト:   ★
■楽しさ:   ★★
■利便性:   ★★
■探しやすさ: ★★★★★
■総合評価:  ★★★

サービスエリア/パーキングエリア

道の駅と近い感じです。こちらも車中泊は禁止ですが、仮眠は認められています。

道の駅と比べ、うるさいところが多いです。東名/新東名や名神/新名神はトラックが多いので、騒音もかなりあります。夏場とかはアイドリング音がうるさいです。

道の駅に対するメリットは安全性。暴走族などの外敵は比較的少ないです。

連休前のSAは前日出発のキャンピングカーでいっぱいです

また、食堂や売店は遅くまでやっていますしコンビニが併設されているところも少なくないので、便利ではあります。

■快適性:   ★★
■コスト:   ★
■楽しさ:   ★★
■利便性:   ★★★
■探しやすさ: ★★★
■総合評価:  ★★★

コインパーキング

盲点ですが、意外といいです。

推奨はされていないのですが、仮眠であれば問題は少ないでしょう。

魅力的なのは立地。都市部に結構ありますし、RVパークに比べて料金が安いです。

行きたいレストランの近くに止めて、お酒を飲んだ後寝てしまうような使い方ができます。

快適性は正直低めですし、あからさまに泊まっているのが見えないよう、カーテンなどで光を遮る配慮は必要です。

札幌のアサヒビール園でこの手を使いました
■快適性:   ★
■コスト:   ★★
■楽しさ:   ★
■利便性:   ★★★
■探しやすさ: ★★★
■総合評価:  ★★

公園の駐車場

これは経験ないです。

車中泊スポットとして紹介されているのを見ることはありますが、入念な下調べが必要だと思います。

飲んでしまった後に、ヤンキーの溜まり場だとわかってしまった時とか、想像もしたくないですね。

■快適性:   ★
■コスト:   ★
■楽しさ:   ★
■利便性:   ★★★
■探しやすさ: ★★★
■総合評価:  ★

まとめ

・オートキャンプ場

・RVパーク

・道の駅

・サービスエリア/パーキングエリア

・コインパーキング/公園の駐車場

と挙げましたが、オススメは上の二つです。

施設代を払っても、ホテル宿泊よりは断然安いので、安全と快適性を撮るのが最優先だと思います。

ただ、場所によってはキャンプ場やRVパークがない場所もあるとか、短い仮眠のケースもあるので、道の駅やSA/PAを挟むといった形がベストかと思います。

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この記事を書いた人

キャンピングカーZIL520(ジル520)に乗る4人家族のお父さん。
家族4人で分割日本一周中。
子どもが独立したらキャンピングカーで旅しながら働くために日々奮闘するブロガー。Twitterで更新の案内をしているのでぜひフォローを!
趣味はF1とドライブ。

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