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失敗しないキャンピングカー選び⑥ポップアップの長所と短所(欠点)

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特にバンコンと呼ばれるキャンピングカーで採用されることがあるポップアップ。

走行中は畳めて、停車中は車内が広がるという優れものでありますが、実は欠点もあります。

オプション価格も高いので、利点と欠点をよく理解して、選択しましょう。

目次

ポップアップって何?

いきなりこの記事を見に来た人は疑問に思うでしょう。

(疑問に思いながらも開いてくれてありがとうございます)

ポップアップとは、キャンピングカーの装備で屋根が開く機能のこと。

ピッコロアルファのポップアップ仕様

屋根が開くことによって、高さ方向に余裕ができるので、軽キャブコンやバンコンだと立てるようになります。

なお、キャブコンは初めから立てます。

必要な時だけ屋根が開くので、走行時は風邪の影響を受けにくい低い車高で走ることができ、停泊時はスペースが広がる。

一見悪いことはないように見えますが、どうなんでしょう?という話です。

ポップアップのいいところ

・全高を低く抑えられる

車内で立てるキャンピングカーでポップアップ以外になると、キャブコンやハイルーフのバンコンになります。

これは全高が高くなってしまうわけですが、全高が高いと風の抵抗を受けやすい(=不安定になる)ことと、入れない駐車場や通れない場所が出ます。

キャンピングカーを普段使いするのであれば、普段は全高が低い方がいいですね。

普段の姿はただのバン

大体全高2mに収まるようになるので、全長、全幅次第ですが、基本的にどこでも乗っていけるようになります。

・必要な時に広くなる

普段使いや走行中は屋根が低い方が都合が良いわけですが、居住する空間としては屋根が高い方がいい!

ポップアップ付きになると、必要な時に展開できるので、停泊時は広い車内となります。

天井方向の余裕として使うだけでなく、板をはめればテント部分がベッドになり、+2名程度の就寝定員が確保できます。

・見た目が普通

キャブコンやハイルーフのバンコンだとキャンピングカー然としますが、ロールーフ+ポップアップの車両であれば、普段は普通のバンです。

デカールが貼ってあっても遊び車にしか見えません。

「キャンピングカー=お金持ち」と思われたくない人にとってはピッタリです。

私も、自宅に目立つキャンピングカーは置きたくない方です(そもそもガレージに入らないので月極駐車場に置いています)。

・8ナンバー登録するため

モデルによっては、この要件のためにポップアップをつけることがあります。

バン登録であると、法規では色々ありますが、乗車部分より荷室の方が広くないといけないとか、シートと荷室の間に仕切りが必要とか色々あります。

キャンピングカー架装をすると、この要件に当てはまらなくなります。脱着可能であれば、「荷物」としてもいのですが、車検の時に大変でしょう。

キャンピングカーで多い8ナンバーにするためには、就寝設備や水道設備の要件もありますが、一番難しいのがキッチン。

キャンプ用に展開した時に、高さが1.6mないといけないんです。

この要件は普通のバンでは達成できないので、ポップアップをつけるわけですね。

なお、立てる分だけの小さなポップアップや、床を低くするようなモデルもあります。

ポップアップの悪いところ

・寝心地が悪い

これに尽きます。

メルセデスとかの高級なやつはわかりませんが、軽バンコンのポップアップでの睡眠はあまり快適ではありませんでした。

ポップアップはテントと同じ。

めちゃくちゃ結露するので濡れますし、外とは布一枚ですので寒い。アウトドア気分というかアウトドアになります(笑)

我が家の場合は、大人は寝れましたが、子どもは嫌がって寝なくて、買い替えの原因の一つになりました。

・安くない

ホワイトハウスの例だと、N-Boxで約80万円の価格差。

ハイエースは標準ルーフとの差は出ませんが、ハイルーフとポップアップでは約50万円の価格差。

軽だと2人で使うことを考えればポップアップ無くても使えないことはないですし(ルーフBoxを付けて荷物を逃すこともできますし)、ハイエースはハイルーフでも高さ2,240mmですので、それほど不便ではないという割り切り方もできます。

価格差を考えると1クラス上のモデルも狙えますし、ポップアップ以外の選択肢も考慮した方がいいかと思います。

・展開すると目立つ

買う前は休憩の時でも展開して広く使えるかと思っていました。

でも、展開すると目立ちます。特に深夜展開すると寝ているの丸わかりですし、それはちょっと気が引けるので、キャンプ場やRVパーク以外では閉じていました。

・乾かさないといけない

サイドオーニングも同じですが、雨の日に使った後は乾かさないといけないです。

カビたら厄介ですからね。

ポップアップ仕様(を選べる)代表的なモデルと値段

オートワン・給電くん / ¥2,428,800(税込)〜

我が家の初代キャンピングカー。

悪いところも書きましたが、軽バンコンの窮屈さを低減するポップアップは、設定と余裕があれば付けたい装備ではあります。

軽キャブコンで選べないターボも選べますので、走りも悪くないです。

ホワイトハウス・コンパス/ ¥6,754,000(税込)〜

ハイエースのポップアップでおそらく一番有名なモデル。ワイドミドルボディです。

コンパスビッツ

ただポップアップを架装するだけでなく、サイドの窓エクステンションボックスに変更。広さを稼ぎ断熱性を上げています。

ミドルワイドですとポップアップを開けなくてもそこそこの広さがありますので、結構良さげだと思っています。

メルセデスベンツ・V 220 d Marco Polo HORIZON / ¥9,570,000(税込)〜

メルセデスの正規ディーラーで買えるキャンピングカーです。

キャンピングカー、普通のディーラーに売っているのは稀で(最近トヨタディーラーでは取り扱う所が出てきていますが)。

このモデルはメルセデス純正のポップアップ仕様ですから、クオリティは期待できます。

ただ、装備はキャンピングカーとしては貧弱で、キッチンや冷蔵庫はないですし、停泊時の暖房であるFFヒーターもなし。

目的地近くまで高速移動して、寝るだけに使うような用途が合うんでしょうね。

ポップアップ仕様をおすすめしたい人①都市部の人

都市部で一台しか車を持てず、何もかもを一台でこなす必要があるのであれば、ポップアップ車はおすすめとなります。

行く場所は選ばないですし、車中泊しようとしたらポップアップで空間が広がります。

キャブコンやハイルーフの選択肢がないのであれば、ポップアップに投資するしかないでしょう。

ポップアップ仕様をおすすめしたい人②使用頻度が高くない人

高い装備ですので使用頻度が高くないともったいないという感じもしますが、そもそもキャンピングカーで元を取るのは難しいです。

高級ホテル100泊分以上の値段がするものですからね、そもそも。

使用頻度が高くない人の中でも、おすすめなのはレース観戦やイベントの時で使いたい人。

鈴鹿サーキットだと駐車場で車中泊できますが、数日のイベントでポップアップで4人寝れば宿泊費不要で通う必要もないので、結構おすすめです。

ポップアップ仕様をおすすめしない人

おすすめしたい人の反対ですね。

・全高制限があまりない地域の人

全高が高くても問題ないなら、ハイルーフでいいじゃんとなります。

ハイエースのハイルーフはそれほど極端に高くないので、走行性能への影響も限定的ですし。

・セカンドカーを持てる人

全高制限があるところでは買い物に行くとかで困るとはいえ、セカンドカーがあれば問題なし。

用途で車を分けられるのであれば、わざわざポップアップ車を買う必要はないです。

まとめ

ポップアップは一見便利で魅力的に見えますが、欠点もあります。

ただ、価格と用途、そこが合えば大変おすすめではあります。

検討する際は、他の選択肢(ハイルーフやキャブコン)も見た上、長所と欠点をよく見極めてくださいね。

■失敗しないキャンピングカー選びシリーズの紹介

キャンピングカーの種類

軽キャブコンの特徴とおすすめしたい人

軽バンコンの特徴とおすすめしたい人

バンコンの特徴とおすすめしたい人

キャブコンの特徴とおすすめしたい人

ポップアップの長所と短所(欠点)

トラキャンの特徴とおすすめしたい人

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この記事を書いた人

キャンピングカーZIL520(ジル520)に乗る4人家族のお父さん。
家族4人で分割日本一周中。
子どもが独立したらキャンピングカーで旅しながら働くために日々奮闘するブロガー。Twitterで更新の案内をしているのでぜひフォローを!
趣味はF1とドライブ。

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