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失敗しないキャンピングカー選び⑦トラキャンの特徴とおすすめしたい人

当サイトには広告が含まれますが、筆者独自の視点で作成している内容には影響を与えていません。

人気(?)シリーズ第7弾はトラキャンの話。

日本ではマイナーなジャンルですが、何と言ってもベース車がかっこいいんです。

目次

トラキャンってどんな車?

トラックをベースとして、荷台にキャンピングカーを搭載したもの。

キャブコンはキャブオーバートラックというボンネットがなくタイヤの上にキャビンがある車両ベースが多いのですが、

トラキャンはピックアップトラックと言ってボンネットがあるトラックにキャンピングシェルを搭載するのが主流。

キャブオーバートラック
ピックアップトラック(日本で未発売のいすゞ)

ピックアップトラックは日本では商用ではほぼ使われなく、アウトドアの趣味の道具ですので、おしゃれで内装もいいです。

搭載するベースは、ハイラックス一択。日本で正式ルートで買える新車のピックアップトラックはこれしかありません。

キャンピングシェルは分離できるというか最初っから荷物扱いなので、不要な時には置いて出かけられます。

キャブコンよりはキャビンが狭いので就寝定員は4名ほど。十分に立てる高さがあります。

トラキャンのいいところ

・ハイラックスはいい車

ベースとなるハイラックスは、悪路を走れる遊び車。

車体も軽く、パワフルなディーゼルエンジンを搭載。

内装も乗用車的でカムロードとは全然違います。安全装備も充実。

これだけで、トラキャンを選ぶ意味があると思います。

・不要な時は置いて出かけられる

年中旅に出るわけじゃないですから、架装部分を下ろして普通のピックアップトラックとして使えるのがメリット。

ハイラックスは大きいので、都市部だと乗っていく場所を選びますが、通勤から買い物まで何でも使えます。

キャンピングシェルを置いていくと燃費も良くなり経済的です。

・買い替えの時はベース車だけ/架装部だけ買い替えられる

自動車はたくさん乗ると傷みますし、メンテナンス代がかかってきます。

トラキャンだと、ベース車だけを買い換えることが可能。新しくて魅力的なピックアップトラックが出れば買い替えられます。

また、キャンピングシェルも同様。これはどういうタイミングで買い替えることがあるのかわかりませんが。。。

・架装部分に税金はかからない

ベース車と分離できるのはトレーラータイプと同じですが、こちらは荷物ですので税金はかかりません。

一台で全て済ませられれば、かなり経済的だと言えるでしょう。

トラキャンの悪いところ

・ハイラックスは1年車検で高速代も割高

ハイラックスは1ナンバーとなり、車検も1年です。

また、高速代が中型料金になり、2割増しとなる上、休日割引も受けられなくなります。深夜割引は受けられます。

遠出をしたくなるキャンピングカーで、高速代が高くなるのは大きな痛手となるでしょう。

・置き場所が制限される

キャンピングシェルを取り外せるわけですが、どこに置いておきます?

広い自宅駐車場があればいいですが、架装部分とハイラックスを別々で置いておくためには広い(長い)駐車場が必要。

逆に、取り外せないなら、トラキャンの魅了半減で、難しいところです。

・走行中は架装部に入れない

キャンピングシェルは荷物扱いですから、荷物の中に入って移動はできません。

食事をしながら優雅に移動、というわけにはいかず、走行中はただのピックアップトラックでの移動になります。

トラキャンの代表的なモデルと値段

ミスティック・J-cabin HN / ¥2,645,570(税込)〜

トラキャンを制作しているビルダーはあまりないのですが、一番有名なのがMYSミスティック社。

ハイラックス用のキャンピングシェルだけでなく、輸入車用のものも手がけています。

外見からのイメージ以上に広いのが特徴。

バンクベッドはキャブコンのものと比べ高さがかなりあり、快適です。

ダイネットも十分の広さがありますね。

ハイラックスに搭載されている図
ダイネットは広く、キッチンもあります。
バンクベッドは高さがあり広々しています。

トラキャンの維持費

キャンピングシェルは荷物扱いのため、税金や車検はありません。

トラキャンをおすすめしたい人①アウトドアスポーツをする人

ハイラックスは悪路でも走れるタフさがあり、どこへでも行けます。

アウトドアでも、悪路を走っていく釣りとかには向いていますね。

また、キャンピングシェルを外せば広大な荷台があるので、遊び道具をたくさん積めます。

トラキャンをおすすめしたい人②おしゃれな大人

ベース車がかっこいいのと、トラキャンのキャンピングシェルもゴツくてキャブコンなんかよりも生活臭がなく、おしゃれです。

正直機能性はキャブコンより劣ると思うのですが、そこをあえてトラキャンにするセンスは一目置かれます。

トラキャンをおすすめしない人

悪いところをわかった上、気に入ってトラキャンを選ぶなら、特にないのですが。

・小さな子ども連れ

走行中にキャンピングシェルに入れないので、渋滞中に冷蔵庫から飲み物を取るとか出来ません。

おむつ替えとかも、いちいちシェルにいかないといけないです。

広いキャビンは停泊中にしか使えないので、キャンピングカーを買うメリットが減ると思います。

また、入り口が高いところにあるので、乗り込みにくいところも難点です。

まとめ

トラキャンの魅力はデザインと万能性。

ハイラックスが好きで、人と違ったキャンピングカーが欲しければ検討に入れるべきジャンルです。

私も、キャブコンでの子連れ旅が終われば、トラキャンが気になりますね。

色んな種類を見て、納得のキャンピングカー選びを!

■失敗しないキャンピングカー選びシリーズの紹介

キャンピングカーの種類

軽キャブコンの特徴とおすすめしたい人

軽バンコンの特徴とおすすめしたい人

バンコンの特徴とおすすめしたい人

キャブコンの特徴とおすすめしたい人

ポップアップの長所と短所(欠点)

トラキャンの特徴とおすすめしたい人

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この記事を書いた人

キャンピングカーZIL520(ジル520)に乗る4人家族のお父さん。
家族4人で分割日本一周中。
子どもが独立したらキャンピングカーで旅しながら働くために日々奮闘するブロガー。Twitterで更新の案内をしているのでぜひフォローを!
趣味はF1とドライブ。

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