2022年のGW。
3泊4日の南東北の旅、中編。
津波の被災地をめぐります。
三陸は5年前、キャンピングカーに乗り始めた年に行ったっきり。
復興はどうなっているのか?
前回寄れなかった場所もいくつかあるので、ゆっくり巡ってみることにしました。
3日目 8:20:RVパークおながわ&浜焼きコーナー出発
3日目はいい天気になりました!
絶好の旅日和です。
びしょ濡れになった傘を干して、さぁ出発ですよ。
9:30:震災遺構 高野会館(南三陸町)
南三陸町のブライダルパレス高野会館。
2011年の震災当日、高齢者の芸能発表会が行われていた中、被災。
津波で4階屋上まで浸水しつつ、327人と犬2匹が助かった施設です。
驚くのは津波の高さ。
17mのラインに、表示があります。
背の高い私のキャンピングカー(3m)を並べると、こんなに高い!
外から室内を見ると、柱に傷がついていたり、曲がっていたりします。
改めて、津波の威力に恐れを感じます。
9:40:南三陸さんさん商店街
行ってみたかった、南三陸さんさん商店街。
前回2017年に通った時はオープン(仮説→本設)直後で大渋滞!
寄れなかったんです。
今回は朝早めの時間ということもあり、念願の初訪問です。
温かみのある南三陸杉を使用した平屋6棟。
飲食8軒、生活関連7軒、鮮魚店5軒、菓子3軒など、計28店舗で構成されています。
こちらは震災後8.3m嵩上げされたとのことですが、それに加えて堤防もあります。
堤防の向こうには、旧防災対策庁舎が見えます。
ここは、12mの高さがあった建物が完全に飲み込まれ、多くの方が亡くなった場所です。
美味しいものがたくさんあるのが、こちらの魅力。
名物のキラキラ丼をはじめとして、海産物はかなり豊富。
お昼時に行くと最高です。
我が家はお昼時ではなかったので、タコの唐揚げを買い食い。
刺身でもいけそうなプリプリのタコを、青空の下で食べるこの美味しさよ!
素敵な思い出になりました。
食べただけじゃなく、少し買い物をしました。
旅するとき、気に入った場所で買い物をすること、結構おすすめです。
お土産的なものだけじゃなく、普通の食料品など。
冷蔵庫があれば冷蔵品も買えますし、調味料やお酒もおすすめ。
どうせどこかで買わないといけないものであれば、その土地で買う。
それが、地域への応援にもなります。ささやかではありますが。
南三陸のわかめ、しっかり味がして海の香りたっぷり。
しゃぶしゃぶに入れて楽しみました。
男山の美禄(春)も、フルーティで飲みやすくて最高でしたよ!
気仙沼の様子
気仙沼市も大きな被害を受けました。
後に行く陸前高田市と違うのは、古い建物が残っている部分があるということ。
綺麗に無くなってしまっている場所とのコントラストが見られます。
津波を受けた部分は嵩上げされたり、大きな堤防があります。
「人命最優先」
その意志を強く感じさせられる再開発です。
陸前高田にて昼食/見学/買い物
道の駅高田松原/津波復興祈念公園/東日本大震災津波伝承館
陸前高田では、道の駅高田松原を中心に歩きました。
その時の様子はこちら。
美味しいお昼ごはん
お昼はフードコート。
海鮮丼が美味しかった!
次女も一人前食べるようになってきました。。。育ち盛りです。
長女は安定のうどん。天ぷらが美味しかったみたいでよかった!
買い出しも陸前高田で
キャンプの買い出しは、陸前高田で済ませました。
ちっぽけですが、少しでも現地が潤うといいなぁと。
街中は広い空き地が広がっていて、津波の大きさを痛感させられます。
まとめ
2022GWキャンピングカーで南東北の旅、中編は南三陸町〜陸前高田まで被災地を走りました。
まだまだ震災の跡が残る地域ですが、その中で力強い復興の様子が見えます。
震災遺構を見学して防災意識を高めつつ、美味しいもので楽しむことも、大事かと思います。
■気ままなキャンピングカー旅、レンタカーで楽しむのもありですよ
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