東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市。
海の前にあった高田松原は一本の木を残し壊滅。
街も津波に飲まれました。
高田松原のあった一帯は再整備。
2019年に道の駅高田松原、東日本大震災津波伝承館、津波復興祈念公園としてオープンしました。
道の駅高田松原
道の駅高田松原は海の近くにあり、2011年の津波で大きな被害を受けました。
旧道の駅の建物はそのまま残されて、2019年にリニューアルオープンしました。
ここは13.7mの津波が襲っていますが、道の駅の建物に避難した3名の方は無事でした。
駐車場は広くて、大きな車でも問題なしです。
この道の駅高田松原、美味しそうな食堂が2軒あります。
私が利用したのはまつばら食堂。
海の前に来たなら、海鮮食べないと!
という事で、海鮮丼(1,200円)を注文。
十分以上に美味しい海鮮と、器以上の量のそばでお腹いっぱい。
もう一軒のたかたのごはんは、キャパが小さめ。
こちらも海鮮中心のラインナップ。
ジャンルが被っているので、行くと迷います。
フードコートなので、食べたいメニューを持ち寄って食べられるのがいいですね。
お土産ものも豊富ですので、ガッツリ買って帰りましょう。
この海から未来への玉手箱がめちゃくちゃ美味しそうでした。
ふるさと納税で注文すると、現地の復興にも役立ちます。
高田松原津波復興祈念公園
陸前高田は東日本大震災の津波被害が最も大きかった場所。
その理由は、陸前高田に立ってみたらわかります。
海の目前、松原があった場所に広く広がる低地があるのです。
高田松原があった場所には大きな防潮堤が造られ、祈念公園になっています。
あの、奇跡の一本松もあります。
陸前高田ユースホステルの建物の影という好条件があったとはいえ、あの松原で一本だけ残ったのは不思議。
旧気仙中学校は3階まで津波が到達しています。
ここの生徒たちは日頃の訓練通り避難をして、全員無事だったそうです。
この、不自然なまでのだだっ広さ。
涙が出てきます。
東日本大震災津波伝承館
道の駅に隣接している、東日本大震災津波伝承館も訪れました。
・ゾーン1: 歴史をひもとく
・ゾーン2: 事実を知る
・ゾーン3: 教訓を学ぶ
・ゾーン4: 復興を共に進める
に分かれており、時系列でさまざまな立場/目線で震災が立体的に描かれています。
この悲しみを繰り返さないために
その思いが詰まった施設となっています。
道の駅だけではなく、短時間でもいいのでぜひ訪れてほしいですね。
陸前高田の街並み
陸前高田の街を走ると、平地が広がっていることがわかります。
全部津波で飲まれてしまったため、道も建物も全部新しい。
街そのものは遺構ではないですが、これもまた見ておくべき場所だと思いました。
まとめ
道の駅高田松原、津波復興祈念公園、東日本大震災津波伝承館の様子でした。
陸前高田の被害の様子は、ネットや新聞で見聞きはしていました。
現場に立つと、その被害の大きさ、津波の恐ろしさを肌で感じることができました。
近くを旅する際にはぜひ見ていただき、想いを馳せてほしいと思いました。
旅の様子はこちら
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