3月の三連休の中日。
一番混む日に伊勢神宮に行ってきました。
「早朝に行けば誰もいない伊勢参りができる!」
と狙っていったわけですが、読みが甘かった!
それでも、空いているお伊勢さんは格別。
外宮〜内宮を参ってもまだ時間はたっぷりあって、三重観光ができます。
そんな我が家の伊勢参り、ご紹介します。
参拝の順序は外宮→内宮
伊勢神宮は外宮を先に参拝し、その後内宮へ行くのが正式なお参りの順序。
内宮は門前町である「おはらい町」や「おかげ横丁」があり、食べ歩きやお買い物で賑わいます。
より混雑するのは内宮なので、先に行きたい気持ちをグッと堪えて、外宮に行きます。
我が家、外宮に行くのはこれが初めてだったりします。
6:20:外宮
流石に日が出てから行こうということで、6:00の日の出に合わせて行きました。
20分遅れですが。。。
駐車場にはすでにポツポツと車が。
遠方のナンバーの車も結構あり、みんな考えることは一緒です。
でも、近いところに停められました。
一番乗りではありませんでしたが、かなり人が少なくて気持ちいいです。
ゆっくり歩いて40分ほどの参拝。
朝なので静かでよかったですね。
御正宮(豊受⼤神宮)&古殿地
初めに行ったのは御正宮。
伊勢市の中心部、高倉山の麓に鎮座する豊受大神宮は、衣食住、広く産業の守護神である豊受大御神をお祀りし、古くから内宮に対して外宮と並び称されています。
今から約1500年前、天照大御神のお食事を司る御饌都神として丹波国から現在の地にお迎えされました。内宮の御鎮座から約500年後のことです。以来、外宮御垣内の東北に位置する御饌殿では朝と夕の二度、天照大御神を始め相殿神及び別宮の神々に食事を供える日別朝夕大御饌祭が続けられています。(伊勢神宮HPより)
内宮もそうですが、シンプルの一言に尽きます。(奥の建物は大きいですが、それもシンプルです)
煌びやかな装飾などは一切ない。
「質実剛健」の極みです。
シンプルなのに重厚感があって神々しいのが凄いところ。
思わず背筋が伸びますね。
隣には古殿地があり、20年に一度式年遷宮といって、社殿を建て替える伝統が1300年続いています。
昔からある古い建物を残す文化財もありますが、このように伝統として生きる文化財が、伊勢神宮なのですね。
土宮
⽔防に功績のある⼟地の神を祀り、唯一正面が東向きの別宮。
森の中に存在してる姿、趣がありますね。
多賀宮
豊受⼤御神の「荒御魂」をお祀りする、外宮第⼀の別宮。
ここは小高いところにあるので少し階段を登ります。
別宮の中では第一位ということで、正宮の次に大きいです。
風宮
内宮の風日祈宮と同様に、「神風」を吹かせた風雨の神を祀る別宮。
雨風は農作物に大きな影響を与えるので、正宮の次に丁重にお祭りしてあるとか。
こちらも正宮、他の別宮と同様、隣接して古殿地が設けられています。
7:10:内宮
外宮から4kmほど、車で10分。
歩くと50分ほどかかるらしいです。
車でのアクセスは伊勢西インターが最寄りとなりますが、最繁忙期は9-15時で出口が封鎖されます。
かなり渋滞も発生するので、朝早くの参拝がおすすめです。
内宮A4駐車場
内宮から割と近い駐車場になります。
混む時期は河原の遠い駐車場に案内されることが多いのですが、一番混む三連休の中日でも7時なら近くの駐車場に停められました。
もっと早いとA1/A2に停められますが、距離的には大差ないです。
高さ制限2.4mですが左側に寄ればそれ以上の車も大丈夫だと、係員さんに誘導されました。
ゲートに入っている図は写真の通り。余裕ですね!
出口も同様に抜けられます。
駐車場内にはキャブコンが我が家合わせて4台。
幅も割と余裕があるので、安心して停められます。
宇治橋鳥居&宇治橋
有名な、あの鳥居のところにきました。
人がいないところを撮ろうと思っていたのですが、全然無理でしたね。
観光バスが来る前だったので、まだマシだったのかなぁ。
青空をバックに聳え立つ宇治橋鳥居と宇治橋。
凛とした雰囲気が素敵なのです。
神苑
途中にある庭園が神苑。
よく手入れされた庭です
後ろではためく日の丸が、またいいんですよね。
五十鈴川&御手洗場
伊勢神宮を流れる五十鈴川。
あの、いすゞ自動車のいすゞの由来はこちらです。
豆知識でした。
五十鈴川はかなり澄んでいる綺麗な川。
後ろの風景も、何もないのですが、趣があります。
ここで身も心も清めて、参拝に行きましょう!
瀧祭神
五十鈴川の守り神ということですが、御垣と御門のみで社殿はなく、石畳に祀られているのが特徴。
超シンプルで面白いですね。
御正宮
皇室の御祖神であり国⺠の総⽒神「天照⼤御神」をお祀りする正宮。
ここは階段の下からしか写真が撮れません。
外から見た作りはシンプル。
中の建物との間には白い幕が掛かっていて、ヒラヒラとしています。
お参りするちょうどその時、幕がふわっと上がって中が見えました。
神様に歓迎されているような、神秘的な体験。感激しました。
荒祭宮
天照大御神の「荒御魂」をお祀りする、内宮第一の別宮。
荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえる、とのことで、これまた凄い力がありそう。
隣接している古殿地の小さな小屋、これはなんなんでしょうね。
風日折宮
外宮の風宮と同様に、「神風」を吹かせた風雨の神を祀る別宮。
風日祈宮橋を渡っていく、ちょっと特別感のある別宮ですね。
神風を吹かせるということで、これまたご利益にあやかりたいところ。
内宮神楽殿でお守りゲット
内宮も結構歩きました。
最後に(といっても戻らないといけないわけですが)、内宮神楽殿でお守りゲットします。
子どもたちは学業。
私と妻は、万能な御守りをいただきました。
伊勢神宮なんて書かずに、「内宮」という文字のみ。
トップの風格を感じます。
御朱印は楽しみにされている方がいるので画像は伏せますが、すごくシンプルなもの。
伊勢神宮らしい質実剛健さが詰まっていました。
8:20:おはらい町
お参りが終わったら、おはらい町で豪遊だ〜。
と思いきや、店開いてないです。。。
多くの店が10時〜11時開店で、完全にシャッター街。
これはこれでいい写真が撮れるわけですが、伊勢名物を食べたかった!
松坂牛の牛鍋とか手こね寿司とか伊勢うどんとか、伊勢はグルメの宝庫なのであります。
やっていたお店の一つはスタバ!
和風のスタバです。
お茶が出てくるように見えますが、コーヒーが出てきます。
結構賑わっていました。
行列の赤福本店で赤福をゲット
早朝から空いているのは赤福。
5時開店です。
朝早くから大行列。
他にやっているお店が少ないということもありますが、こちらの赤福はイートインあり。
温かい緑茶を一杯やりながら、赤福で癒やされるのです。
我が家は待ってられないので、持ち帰りをキャンピングカーで食べることにしました。
どこでも休めるのがキャンピングカーのいいところです。
まとめ
キャンピングカーで早朝伊勢参りの様子でした。
三連休の中日、新聞に載るほどの混雑した日ではありましたが、早朝からの参拝のおかげで混雑には巻き込まれず。
参拝目的であれば、早朝が吉です。
一方、食べ歩きをしたいのであれば混雑覚悟で10時以降にゴーです。
9時くらいに内宮を歩き始めて、10時過ぎにおはらい町に戻ってくるのがバランスがいいかもしれません。
■旅の様子はこちら
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