2022年のGWは平日を挟んだ3-3-2の使いにくい連休。
私は10連休なのですが、家族はカレンダー通りで遠出はNG。
でも出かけないという選択肢はないので、3泊4日の南東北の旅に出ました。
ルートは初めてのキャンピングカーで走った三陸です。
5年前と比べて復興はどうなっているのか?
6年生になった長女、少しは理解ができるようになっているでしょう。
美味しいものも盛りだくさんの旅、始まります。
前編はDay1-2。東京出発から福島の海沿いを走り、女川まで行きました。
1日目 23:00:東京出発
出発が遅いパターンですが、みんな仕事に習い事にあるので致し方なし。
この日の目標は茨城-福島の県境あたりなので、全く問題はないですね。
常磐道を走るのは久しぶり。
渋滞もなく順調なスタートです。
1:30:中郷SA(常磐道)で車中泊~キャンピングカーがいっぱい~
福島県境に近い中郷SAで車中泊。
予想通りですが、かなりキャンピングカーがいます。
連休の朝は道路が渋滞するので、みんな渋滞多発箇所の先まで走っておくんですね。
どこでも車中泊できるキャンピングカーであれば、これが気軽にできるのです。
中郷SA、意外と駐車スペースが少ないです。
前方(SAの建物入口付近)に停めたら、休憩客が結構通って話し声が気になりました。
寝る方がイレギュラーな使い方なので、仕方ないんですがね。
2日目 7:50:中郷出発〜福島の原発被災地を北上〜
海沿い日本一周は、前回千葉方面からいわきまでは走破済み。
今回三陸に行くにあたり、いわき以北を制覇していきます。
いわき以北ということは、そう、東日本大震災で地震/津波だけでなく原発事故の被害も受けたあたりです。
楢葉町、双葉町、浪江町などを通るわけです。
原発近くは帰宅困難地域となっており、国道6号の脇道へ入るには許可証が必要。
道路も自転車や歩行者は通行不可という状況でした。
道路沿いの店舗の中でも震災当時のまま洋服が散乱している衣料品店や、廃屋状態のすき家が残っていたり。
道路から見る左右の風景は、人気のない荒地であったり。
震災はまだ、終わってはいません。
別記事にまとめています
12:00:仙台で極上の牛タン体験〜たんや善治郎〜
仙台での目当ては牛タン。
口コミで点数の高い、たんや善治郎へ行きました。
宮城県内何店舗もあるようですが、我が家はキャンピングカー。
ショッピングモールだと大きな駐車場がありそうなので、長町モール店を選んだのですが、これが失敗。
そう、立体駐車場が中心で、平面駐車場も高さ制限が2.5m(入り口ゲートあり)なんです。
幸い近くにコインパークがあって止められました。
メニュー
メインは牛たん定食。
枚数や厚み(普通と極太があり)によって値段が違います。
定食にはとろろorサラダとテールスープがついて、麦飯はおかわり一回無料。
とろろを選ぶとご飯があっという間に消えるので注意です。
セットものやカレー、ラーメンもあります。
お子様セットもあります。カレーorラーメンで、580円(税抜)。
子ども連れにも安心です。
オススメは善治郎定食
私と妻が選んだのは善治郎定食(2,550円/税抜)。
内容は、牛たん塩焼き/牛たんつくねx2/牛たんソーセージx2/ゆでたん。
善治郎がギュッと詰まった、豪華なセットです。
牛たん塩焼きは若干しょっぱいですが、炭火で焼いた香ばしさが最高。
ゆでたん、単品だったら頼まないでしょうけど、柔らかくてこれまた美味しい。
つくねとソーセージは美味しいけど、牛たん感は少ないかなぁ。
せっかく仙台まで行ったなら全部楽しんだ方がいい!
ということで、善治郎定食をお勧めします。
施設概要
仙台市営地下鉄「長町南駅」より専用エスカレーターで直結という好立地。
ちなみにザ・モール仙台長町のレストラン街は魅力的なお店が多いですね。
仙台城めぐりは中止
本当であれば、宮城の百名城を進める予定でした。
仙台城跡と多賀城跡がルートにあったので。
しかしこの日は大雨。
せっかく行くならいい天気の時にゆっくり回りたいです。
「宮城くらいなら」いつでも行ける
ということで、今回訪問するのはパスしました。
ゆぽっぽで温泉を満喫のはずが。。。休業中。
城巡りをパスして女川に向かいました。
RVパークの海鮮浜焼きが17時から。
1時間余裕があるので、女川温泉ゆぽっぽで、お風呂に入ることに。
なんか人気がないなぁと思ったら、長期休業中!
昨年(2021年)の地震で設備が壊れたとのことです。
前回5年前に来た時に気持ちいいお湯で、また来たかったのですが残念。
鯉のぼりの先にある商店街巡りも、大雨のため断念しました。
ちなみに鯉のぼりの写真の風景、全部津波で流されたところ。
海の目前の女川の街はまっさらから再建されて、全部新しい建物になっているのです。
ここから北上して旅していくところは、全部こんな感じです。
17:00:RVパークおながわ&浜焼きコーナー〜安い/うまい〜
この日の宿泊はRVパークおながわ&浜焼きコーナーです。
ゆぽっぽや女川駅前の商店街に近いと思いきや、徒歩15分ほどとちょっと離れています。
利用料金は一般2,200円、くるま旅クラブ スタンダード会員1,800円とリーズナブル。
最近のRVパークは高いところが少なくないので、この設定はありがたいです。
今回は前日予約でも大丈夫でした。食事は17時からの回しかないとのことでしたが、同時予約です。
海鮮浜焼きがリーズナブルで美味しい
このRVパークの名物は海鮮浜焼き。
というより、浜焼き屋がメインでRVパークがおまけです。
この、レストラン+RVパークという業態、すごく相性がいいです。
車で来てもお酒飲めますし、ゆっくりできる。
RVパーク料金も、レストランの集客があるので安く設定されることが多いので「三方よし」なんです。
こちらは、ビュッフェのような形で好きなものをとって、会計をする方式。
牡蠣、ホタテ、ハマグリ、サザエなどの海鮮ものに、牛タンつくねやアンガス牛の牛串など。
生牡蠣、マグロのたたきもあります。
ご飯と味噌汁は1人300 円で食べ放題になります。(子ども用に注文)
いちいち会計をする方式はいいです。
お財布見ながら注文できますし、足りなくなったら足せますし。
牡蠣のアヒージョ(400円)は、牡蠣が結構入って美味しいです。これお勧め。
ホタテもしっかりしていて大満足。
伏兵のアンガス牛の牛串が柔らかくて美味しかったなぁ。
美味しいものを食べると笑顔になります。
子どもたちは、マグロのたたきとご飯をモリモリ。
(牡蠣は大人好みですよね)
大人はビールで乾杯。
家(キャンピングカー)は目の前ですから、ゆっくりできます。
大雨の中の車中泊
この日はすごい風雨。
「キャンピングカーが飛ばされる?」って次女が言うほど。
食事が終わっても18時過ぎなので、車内でゆっくりタイム。
おっと、遊ぶ前に勉強だよ〜。
やることが終わったらオセロタイム。
家にいたら皆それぞれ別のことをやりますが、キャンピングカーではゆっくり向き合えます。
そして、みんなで21時過ぎには寝ました。
施設概要
このRVパーク、道沿いなので車の音はします。
それほどの交通量はないですが、気になる方にはお勧めしません。
洗面所、電子レンジ、シャワー室などありますので、設備は整っている方。
料金的にリーズナブルなのでお勧めできます。
1-2日目の費用
外食を続けたので、ちょっと金額は増えました。
ただ、宿泊費が抑えられていますし、朝食は持ってきたもので済ませています。
旅行に行ったら名物を思いっきり食べると、満足度が上がりますね。
高速料金(三郷〜北茨城): 2,720円(深夜割引)
昼食(牛たん): 7,200円
コインパーク: 400円
RVパーク: 1,800円
海鮮浜焼き: 5,600円
合計: 17,720円
まとめ
2022GWキャンピングカーで南東北の旅、前編をお送りしました。
牛たんに浜焼きに食べてばかりですが、こんな旅も悪くないです。
キャンピングカーならではの気ままな感じですね。
翌日は三陸に向かいます。
ここでも食べるわけですが、震災の爪痕を残す風景が広がります。
■気ままなキャンピングカー旅、レンタカーで楽しむのもありですよ
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