前回は羅臼オートキャンプ場までの道程でした。
5日目は知床を満喫する日。
前日は大雨でしたが、この日は回復傾向ですので、絶景が眺められるはず。
5日目 6:00:羅臼オートキャンプ場にて
起床してネットで情報収集していたら、嫌な情報が。
前日の大雨で落石注意ということで、知床五湖方面は通行止めになっているとのこと。
間も無く雨は止むようですが、通行止めの解除時間次第では大幅に予定変更をしないといけなくなります。
7:30:羅臼オートキャンプ場出発
不安な気持ちでいっぱいの中、羅臼オートキャンプ場を出発。
羅臼オートキャンプ場は、キャンピングカーの排水ができますし、電源付きで1500円。ここは知床/羅臼方面にキャンピングカーで行くときは入れるべきでしょう。
8:20:知床自然センター
予定では、午前中に知床五湖とカムイワッカ湯の滝に行く予定で、ここからバスに乗り換えようと思っていました。
ところが朝見つけた通行止め情報。
係の方に聞くと、早くてもお昼頃にならないと通行止めが解除されないとのこと。
そして恐れていたことが。
観光船も欠航です。
知床岬までは道路が通っていないので、岬の全貌を見るためには遊覧船がベスト。
カムイワッカ湯の滝が見えるほか、野生の熊などの動物、海ではイルカが見れたりするんです。
我が家が予約を取ったのは知床遊覧船。
小さな船でフレキシブルに動くということで、すごく良さそうに見えました。
結局欠航になって乗れませんでした。
そして、この会社の船は翌年大きな事故を起こすことになりました。
欠航になって良かったといいますか、この手のアクティビティを選ぶの、難しいです。
知床五湖も観光船もダメで、、、先へ向かう
知床五湖には行けるかどうかわからない。
遊覧船は欠航。
そしてここは帰りのフェリーに乗る函館から一番遠い知床。
待つ時間はありませんでした。
知床観光、断念です。
先に向かう道も、本当は絶景なのですが、霧で何も見えない。
絶対リベンジしますよ。
9:20:野性味あふれる熊の湯
知床自然センターへ向かう道中、道の脇に車が止まっている場所を見つけました。
調べると、熊の湯というところで、大自然の中に露天風呂があるらしい。
知床に爪痕を残さないまま去るのも心残りでしたし、行ってみました。
まずは私一人で偵察。川の対岸に熊の湯はあるのですが、これが素晴らしい景色。
お風呂は脱衣所が掘建小屋にあり、女湯は囲いがありますが、男湯はそのまんま。
女性の方、女湯の先に行ってはいけません。
と、この辺りのことを家族に報告すると、妻はあまり乗り気ではなさそう。
でも、子どもたちは入りたいと。前日お風呂は入れていなかったですしね。
ということで入ってきました。
同じように男性がまず偵察をしているグループが何組かありましたが、断念して帰る人も少なくなかったですね。
写真はないです。裸体が入りますから。
シンプルな脱衣所に、囲いのない浴槽が一つ。
浴槽の周辺に排水口が2つほどあるので、体を洗うときはその周辺で静かに洗います。
温泉は暑めという話でしたが、雨の後だったからか程よい湯加減。硫黄の香りが結構します。
泉質云々というよりも、魅力は景色。
川が流れる大自然の中で、すっぽんぽんでお風呂に入る。こんなに気持ちがいいことはありません。男でよかった。
女性も景色が見たければ男湯に入れるそうですが、そんな猛者はいませんでした。
我が家の女性陣も楽しかったみたい。
知床を味わえた、熊の湯温泉でした。
10:30:知床の果ての行き止まり
地図を見ていて、行き止まりってワクワクしません?
そこに何があるのか?何もないのか?
知床でメジャーなのは知床五湖の方面ですが、その反対の羅臼側の道は海に沿って続いています。
メインの観光は潰れてしまったのですが、行き止まりを求めて行ってみました。
334号線から道道に入って走ること20kmほど。何もないかと思いきや昆布漁をしていて意外と家や施設はあります。
そして見えた、「キケン道なし」「この先き止まり」の看板!
ここが車で行ける最果ての地です。
何もない、最果ての地。最高でしょう。
ちなみに、ここから海岸沿いに歩いて行くと二泊三日で岬に行けるようです。
ヒグマがいますから、十分な準備が必要ですよ。
11:00:道の駅 知床・らうす
ここの食堂がいいと、旭川のうり坊さんが教えてくれていました。
お昼時ともあって、駐車場は大混雑。お盆時期ですから。
混み入ったところにキャンピングカーを無理に入れると危ないですので、大型に止めさせていただきました。
観光船の運行情報を見ると、やはり全便欠航。これで諦めもつきました。
お目当ての知床食堂は一階と二階のどちらにもあります。
広いのは二階なので、ファミリーは二階がいいでしょう。
豊富なメニューに心が躍ります。
妻が知床前浜定食(2,000円)。
子ども二人がサーモン丼(1,700円)。
私がうにいくら丼(3,500円)。インスタ登録で大盛り無料で、大盛りにしました。
知床前浜定食はかなり豪華で、これで2,000円はお得です。私もこれにすればよかった。
大盛りのうにいくら丼にワクワクしたのですが、もちろん美味しい。
美味しいですが、ご飯とのバランスが悪かった!大盛りにしたことを後悔する瞬間です。
贅沢な比率で食べるとあっという間に具がなくなって、、、
妻に知床前浜定食のおかずを恵んでもらいました。。。作戦失敗です。
戦ったのは次女も同じ。流石に一人前は多かったようですが、食べ切りたかったようで、なんとか完食。
戦い終えた背中は、かっこよかった、、、わけはなく。もう少しお子様ランチでいて欲しいです。
この知床食堂、羅臼昆布羅ーメンも人気のようで、お土産でも買えます。
この道の駅はお土産物も豊富で、ここでたくさん買うことをお勧めします。
羅臼昆布の濃縮だしは手軽で美味しくてもっと買えばよかった。
そして、とろろ昆布はこの後の旅でご飯のお供として大活躍しました。
まとめ
5日目は盛りだくさんなので一旦切ります。
知床観光ができなかったのは誤算。残念ですが自然相手なので仕方ありません。
ただ、熊の湯に入れたのはこの出来事のおかげですし、この後の行程も楽になりました。
この後、野付半島経由で根室に行きます。
知床はまた必ずリベンジします!
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