【ドライバーが目の前に!】Out of KidZania in SUPER FORMULA体験レポート

2023年のスーパーフォーミュラで始まった新しい試みのうちの一つがOut of KidZania in SUPER FORMULA。

お仕事体験ができるキッザニアと、国内レースの最高峰であるスーパーフォーミュラがコラボした、「レースのお仕事体験」です。

2023年の全9戦で行われるこのイベントに、開幕戦で早速参加してきましたよ!

この記事でわかること

・Out of KidZania in SUPER FORMULAで体験できる仕事
・チームディレクターの仕事内容
・実際に体験した流れと子どもの反応

結論は、参加しないと損!
費用は仕事の報酬で返ってくる分を考慮すると500円と格安ですし、体験内容を考えると数千円してもおかしくないです。
子どもをレースファンにしたい親にもおすすめです。

我が家も今後参加したいので秘密にしたいのですが、読者さんには特別に内容を教えちゃいます。

目次

Out of KidZania in SUPER FORMULAとは

Out of KidZania in SUPER FORMULA

平たく言えば、キッザニアのスーパーフォーミュラ版です。
キッザニアでは様々な仕事が体験できますが、スーパーフォーミュラ版ではレースの運営やチームの仕事を体験できます。

報酬もキッザニアと同様に出ます。報酬はサーキット内で使えるので好きなグッズを買うことができます。

以下、公式より引用です。

国内最高峰で最速のフォーミュラレースシリーズ「SUPER FORMULA(スーパーフォーミュラ)」で、Out of KidZaniaを実施いたします。

モータースポーツはチーム、サーキット、サプライヤー、メディアなど、沢山のステークホルダーの力を結集したスポーツエンターテイメントです。その主役であるレーシングドライバー以外にも、そこには多岐にわたる役割や職業があり、その一つ一つの仕事に数多くのドラマがあります。

今回の「Out of KidZania in SUPER FORMULA」は、こども達にそれらの職業を体験してもらうことで、業界に従事する沢山の「縁の下の力持ち」たちの活躍を知っていただき、様々な視点でモータースポーツの世界で働くことに興味を抱いていただくことが目的です。

体験できるプログラム

Out of KidZania仕事リスト

Out of KidZaniaで体験できるプログラムは以下のとおりです。

Out of KidZania in SUPER FORMULAプログラム

・コースオフィシャル(5名x3回)
・モータースポーツジャーナリスト(3名)
・サーキット場内アナウンサー(2名)
・レースディレクター(3名)
・チームマネージャー(14名)
・グリッドボードホルダー(22名)
・エンジンスタートコーラー(2名)

人数が多いのはチームマネージャーやグリッドボードホルダーになりますが、コースオフィシャルの午前中は競争率が低めでおすすめです。

第1戦、第2戦の富士では何度でもエントリーできたので、バッティングには注意をして気になる仕事にどんどんエントリーすることをお勧めします。

参加費

1回1,000円です。
内容を見たら、完全に安い!
大人なら10,000円でも体験したい内容のものもあります。

また、仕事が終わったら報酬として500円相当の金券がもらえます。
つまり、実質500円です。ほとんどタダです。

チームマネージャーの仕事内容

説明では「選手のスケジュール調整などチームをサポートする」とありますが、実際はサイン会のお手伝いです。

サイン会はドライバーとお客さんの間に仕切りがありますが、チームマネージャーはスタッフですから仕切りの内側。
めちゃくちゃ美味しい役回りのはずです!

集合したらピットへ移動

Out of Kizzania in SUPER FORMULA移動

集合時間は厳守!まとまってピットに行くためです。
識別するためのゼッケンを配布されて、旗を持ったお兄さんに着いて行きます。
子ども以上に、付き添いの大人が興奮してますね!

Out of Kizzania in SUPER FORMULAピットを歩く

ピットの裏側に来ました。
関係者が普通に歩いてる!これは凄いです。
ここまではパドックパスでも入れる範囲のはずです。

憧れのナカジマレーシング(NAKAJIMA RACING)ピットに潜入!

ナカジマレーシングのピット

ここからは関係者やスポンサーしか入れないゾーンです!
ナカジマレーシングのピットに入りました。
ナカジマレーシングは、日本人初のフルタイムF1ドライバーの中嶋悟さんのチームです。
私、現役時代からファンだったんです。中嶋さんいなかったけど。。。

傘をさしてドライバーのサイン会のお手伝い

さて、お仕事です。
今回のお仕事はチームマネージャー。
ドライバーのサイン会をサポートしていきます。

傘をさす練習

ナカジマレーシングのサイン会

ドライバーが来る前に、傘をさす練習をします。
傘の開き方からはじまり、スポンサーロゴがお客さんの方に向くような持ち方を教わります。
上手にできるかな〜。

佐藤蓮選手のお手伝い

佐藤蓮サイン会

練習を終えたら本番です。
ナカジマレーシングのドライバーは山本尚貴選手と佐藤蓮選手。
今回お手伝いをした二人は、どちらも山本尚貴選手推し。。。
ということで、交代で担当することになりました。

間近で見る佐藤蓮選手はかっこいい!
それでいて、走りは熱いんですよ。ファンになっちゃいますね!

山本尚貴選手のお手伝い

山本尚貴サイン会

お目当ての山本尚貴選手のお手伝いです。
山本選手はナイスガイですし、周りをよく見て上手に動く印象。
これ、レース運びも同じでしょうね。

人気者なので、列は結構長いです。
どんどんファンが来ます。
そして、娘の目はハートマークです 笑

ピット内で記念撮影のサービス

山本尚貴選手と記念撮影

仕事(仕事っていうのか?)が終わったら、記念撮影に応じてくれました。
しかもピットの中で!
これはめっちゃ嬉しい!最高の記念になりました。

山本尚貴選手のサイン

そして、サインもしてくれました!
ナカジマレーシング、、、のキャップは持っておらず、アルファタウリのキャップに。
トロロッソのキャップを持っていけばよかったなぁ(山本尚貴選手はトロロッソF1で日本グランプリのフリー走行経験あり)

超豪華!ピットとマシンの解説

お仕事をやって終わりではありませんでした!
なんと、ピット内部を案内してもらえることに!
これは子どもはもちろん、付き添いの親も興味津々でした!

タイヤの解説

ナカジマレーシングのタイヤ説明

外に置いてあるタイヤの解説から始まりました。
なんで外に置いてあるかって?
F1ではタイヤを機械で温めるタイヤウォーマーがありますが、スーパーフォーミュラでは禁止されていて、少しでも温めるために日光に当てているのです。

実際に見てみると納得ですし、少しでもやれることはやる徹底さを間近で感じることができました。
タイヤを触ってみたり、ドライ(スリック)タイヤとレインタイヤの違いも教えてもらえました。

マシン見学

ナカジマレーシングのマシン見学

いつもは柵の外からしか守られないマシン、目の前まで行って見れました!
説明するところは山ほどあるのでしょうけど、わかりやすいところに絞って教えてくれます。
実際に叩いてみると固かったとのこと!

ナカジマレーシングのフロントウイング

フロントウイングは、モノコック(マシンのベース部分)を守るために壊れやすく柔らかくできているそう。
実際に触ってみると、、、固かったらしい!
高速で衝突して適切に壊れるためなので当然ですね!

お値段は1個300万円とのこと!
涼しい顔して交換するけど、チーム的には痛手だそうです。やっぱり!

報酬は500フォーミュラ(=500円)

500フォーミュラ

仕事というより、ほとんどご褒美だったお仕事体験が終わり、日常に戻ります。
あー、夢のような時間でした!

このお仕事体験には報酬があり、500フォーミュラ(=500円相当の金券)がもらえます。
金券はサーキット内のショップで使えますが、500円で買えるものは意外となく、トミカと交換していましたね。

まとめ

Out of KidZania in SUPER FORMULA、2023年スーパーフォーミュラ開幕戦の体験レポートでした。

今年(2023年)、子ども連れでスーパーフォーミュラ観戦に行くなら、参加しない手はありません。

普通では入れない場所に入れて、仕事をできる体験は、大人でもやりたいと思えるものばかり!

全戦で実施されますので、要チェックですよ!

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この記事を書いた人

F!観戦歴30年以上の40代サラリーマン。
日本グランプリは25回以上観戦(数えていない)、海外観戦は中国とマレーシアの経験あり。海外出張/旅行歴多数。
近年はスーパーフォーミュラも追いかけています。

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