前回は納沙布岬の隣での車中泊まででした。
納沙布岬の近くでスタンバイ。素晴らしい日の出からの1日が始まります。
6日目 4:15:納沙布岬で日本一早い日の出
日本最東端の納沙布岬。
ただ立つだけじゃ物足りない!と言うことで、日の出を見に行きました。
日本一日の出が早い、、、と言うことは。そうです、めちゃくちゃ朝早いんです。時間は4:15。
それでも既に先客がたくさんいました。何時から来たんだみんな。
そしてめちゃ寒い。妻と次女は寝袋持ってきました。8月なのに。でもすごく寒い。。。
長女はキャンカーから見ていたそうです。これ正解。
カモメが鳴く音の中、空が白んできて、真っ赤な太陽が出てきました。
この瞬間、誰も何も喋っていなかった気がします。まさに息を呑むような美しさ。
人が集まるのには理由があります。
4:15にここに来るのは大変なことですが、この日の出の素晴らしさ。すごく価値ある絶景でした。
日が出たら全員素早く撤収。
みなさん宿に戻って二度寝をするのかな。
5:20:望郷の岬公園
前日は夜に入ったので回れていませんでしたが、改めてきました。
納沙布岬灯台は結構地味ですので、こちらの方が最北端感があるかもしれません。
北方領土の返還の想いを乗せたモニュメントがあり、強い思いが感じられます。
それがよく納得できるのは北方領土との近さ。
納沙布岬から歯舞諸島までは目と鼻の先ですし、野付半島から国後島も見えました。根室から羅臼までの距離くらいのところに色丹島、国後島もあります。
この北方領土は日本人が暮らしていた実績があり、故郷がここにある人もいるわけです。
「領土問題」という難しい言葉よりも、目で見ることで、少し理解できたような気がします。
6:30:ランドリー〜お得な選択の仕方〜
このたび2回目のランドリータイムです。
食事の時間にランドリーに行き、食事の間に終わらせるのがコツです。待ち時間は有効に。
突然ですがランドリーのお得な使い方をお教えします。
ランドリーにはドラム式の洗濯乾燥両機能がついたものと、洗濯のみの縦型洗濯機(ないところも多い)、ドラム式乾燥機の3種類あります。
ドラム式で一気に洗濯乾燥をするのは一番損。1000円取られますが、乾いていない場合もあります。
お勧めは洗濯と乾燥を分ける事。洗濯だけなら300-400円でできます。縦型洗濯機があれば安くていいです。
そして、乾燥はまず20分。これでほぼ乾くこともありますが、乾いていないものがあれば乾いているものを取り出して追加で10分。
これで乾きます。合計600-700円でできますので、黙って洗濯乾燥よりも確実に安いです。
8:00:日本最東端の東根室駅
ここは行ってみたかったんです。
幼少の頃に見たJR全駅ものしりガイドでも取り上げられており、うら寂しい無人駅だった記憶があります。
この本すごく面白かったのですが、今はないんですね。廃線も少し載っていて、旅ではこの時の記憶を辿ることもあります。
その東根室駅。うら寂しい無人駅、、、ではなくて、近くは住宅街です。
ただ単に利用客が少ないだけですね。本数が少ないので、通学の学生とかは使うかもしれませんが、普段使いできる感じではないんでしょう。
ただ、最南端の西大山駅よりも寂しい感じで、果て感は感じられますね。
本当は列車が取れれば良かったのですが、悪天候で前日より運休しているのだそう。
都市圏だと数日運休なんてほぼあり得ませんが、リソースが限られるローカル線ですからやむなしなんでしょう。
8:50:落石岬
根室市役所で日本最東端証明をもらおうと思っていたのですが、時間があったので落石岬に行きました。北海道三大秘岬なんですって。
結果、かなり時間を食って後の予定が狂うわけですが、行って後悔なしのスポットです。
岬までは車で行けません。だいぶ手前に止めて歩くのですが、本当に岬があるのか?と疑問を感じさせられずにはいられません。
途中、鹿の大群に遭遇。北海道には65万頭の鹿が居るのだそう!それにしても気持ち悪いくらいの大群でした。
途中から木道を歩く形になります。鬱蒼とした林から出てきたら、ゴールはすぐそこ。
視界がバーッと開けるところがゴール。落石岬です。
緑が広がり、断崖絶壁の下には青い海。緑と青のコントラストが美しいです。
ほとんど人はいないですし、手をつけられている感がかなり少ないので、非日常感はかなりあります。
時間はかかりますが、時間があればぜひ寄って欲しいですね。広大な北海道を感じられます。
10:20:根室市役所で日本本土四極 最東端 訪問証明書
今まで、北は稚内の宗谷岬、南は鹿児島の佐多岬の2枚持っている、日本本土四極の訪問証明書。
3枚目をゲットです。
最東端の場合は、根室市役所か観光協会、納沙布岬の北方領土資料館で発行しているのですが、時間が9時からなんですね。
稚内は市役所で時間外窓口でも受け付けてくれたのですが。。。
と言っても旅人のための無料サービスなので、贅沢は言ってはいけません。
9時ジャストに行く予定が落石岬に行くのに時間を取りすぎました。
二階の商工観光課で発行してくれます。
これで3枚目ゲット。残るは佐世保です。
道道142号北太平洋シーサイドライン
根室から釧路は国道44号線を走れば楽なのですが、「海沿い日本一周」をしているのでできるだけ海沿いを走ります。
北太平洋シーサイドラインはなかなか秘境感のある道です。
途中、琵琶瀬展望台と言うところに寄りました。
湿原が見えるし、反対側は海!
絶景なのですが、いちいち絶景なので慣れてきました
12:30:道の駅厚岸グルメパークで牡蠣を食べる
厚岸グルメパーク。
グルメパークって言うからには、期待は裏切らないよね?
そう思って入ったら、本当に充実していました。
オイスターカフェに、浜焼き。
イタリアンバルに、和食。
外には蒸しガキの売店まで。
グルメパークの名は伊達ではありません。北海道じゃらんでNo.1だそうです。納得です。
ただお客さんも多くて、1時間以上待ちそうな感じ。
空腹なので、そこまでは待てません。
なので、蒸しガキとカップ焼きそばで済ませることにしました。テイクアウトが充実してると良かったですね。
まとめ
この後は釧路でのキャンプ編なので一旦切ります。
納沙布岬は期待通りの日の出でしたが、急遽行った落石岬が期待以上でした。
自然のそのままのところで開放的。メジャーではないので、人が少ないのもいいです。
次回は釧路でのキャンプです。
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