通常であれば毎年秋にモビリティリゾートもてぎ(旧ツインリンクもてぎ)で開催される、Honda Racing THANKS DAY(以下サンクスデー)。
コロナ影響で2020年、2021年は中止となりました。
2022年の春には”Honda Racing THANKS DAY 2021-2022″が鈴鹿サーキットで開催されましたが、国内ドライバーのみの参加。
今回、3年ぶりに開催されたHonda Racing THANKS DAY 2022は、久々の、海外選手権ドライバー入りの豪華なイベントとなりました。
超豪華だったサンクスデー名物カートレース
サンクスデー名物が、カートレース。
普段、別のカテゴリー、別のマシンで戦うホンダドライバーが、全く同じマシンで走る真剣勝負。
チャンピオンだろうが新人だろうが、四輪ドライバーだろうが二輪ドライバーだろうが、関係ありません。
例年はちょっとお遊び感もあるのですが、今回は世界チャンピオンが走るからか完全真剣勝負。
観客としてとても楽しめました。
今回のカートレースは二部構成。
ざっくり言うと、国内選手権を戦う選手のレースと、世界選手権を戦う選手のレースです。
Honda Racing Kart Cup①〜国内選手権の選手を中心としたガチンコ勝負〜
カートレース、第一戦は国内選手権のドライバー/ライダーを中心とした戦い。
次女は伊沢選手に「何年生?」って話しかけてもらってました。
優しいですね!
結果は
優勝:松下信治 / ソムキアット・チャントラ
二位:福住仁嶺 / 笹原右京
三位:塚越広大 / 大湯都史樹
四輪ドライバーは皆カート出身なので速いのは当たり前なのですが、チャントラ選手がめちゃくちゃ速い!
四輪ドライバーが二輪に乗って速いとは限りませんが、二輪ロードレース選手が四輪に乗るとマジで速いです。
それは、レース2で見た時に確信することになります。
Honda Racing Kart Cup②〜世界選手権の選手がガチンコ勝負〜
お待ちかねの、世界選手権ドライバーがゴロゴロ出てくるレースです。
F1以外のドライバー/ライダーが揃った後に、別イベントから連続出演のドライバーが満を持して登場。
す、すごく近い
ピットの前、最前列に陣取ってますから、選手までの距離が近い!
角田くんは目の前まで来て仲間と言葉を交わしてるし、佐藤琢磨さんはウロウロしてるし。
ちょっと離れたところだけど、マルコ総帥以下レッドブルファミリーが楽しそうに談笑してるのは夢のようでした。
角田くんも溶け込んでて、日本人としては嬉しいですね!
レースの行方は
ライダーが走ってた時間は目の前のF1ドライバーに目を奪われてましたが、四輪ドライバーが運転する後半戦はレースに集中しました。(二輪ファンの皆様ごめんなさい。目は二つしかなく。。。)
マックスは独走でしたが、終盤上がってきたのはF1ドライバーたち。
ペレスはマックスにどんどん近づいてきていたので、バトルになれば面白かったのですが、二位フィニッシュ。
最後まで激しかった三位争い。
佐藤琢磨と角田くんが最終コーナーで並んでフィニッシュラインまでの勝負!
角田くんの方が軽かったからかな?最後は角田くんの勝ち!
大盛り上がりのレースとなりました。
終わった後のこの顔!みんな少年です。
表彰式
レースの結果はレッドブルファミリーの1-3フィニッシュとなりました!
優勝:マックス・フェルスタッペン / マルク・マルケス
二位:セルジオ・ペレス / ティム・ガイザー
三位:角田裕毅 / 小川友幸
メディアが多くて写真が撮れない。。。
電動レーシングカート デモ走行
カートイベントが終わった後で、出場選手が一旦はけて。
そして無音で出てきた電動カート。運転するのはもちろんレッドブル/アルファタウリの4人!
インタビューの話を聞いていると、クリーンなだけでなく速くて楽しいらしいです!
しかしこの4人、待ってる間もおしゃべりしててホントに仲良いよな!
レースが始まる前に、マックスが悪だくみ。
コソコソ何かやってると思ったら、4台並んでスタートだって!試作車壊さないでよ(汗
おまけ:夜明け前から並びました。。。
画像は6時半くらいの様子ですが、5時半くらいから並びました。
今回はF1チャンピオンが来るので、気合が入った人がかなりいた印象です。
SUPER FORMULA 頂点バトル
ドラッグレースと、タイヤ交換の競争。
結構地味でした。
モーターサイクル混合バトル
二輪には明るくないですが、それでもMotoGPの凄さはわかります。
生身の人間が、飛ぶように速いバイクを駆る姿は、すごいとしか言いようがないです。
SUPER GT x 市販車 混合レース
3種類のマシン(N-One / シビックタイプR / NSX-GT)を使ってリレー形式で行われるレース。
市販車と混走することで、レーシングマシンの速さを実感できます。
2&4 Performance
F1とMotoGPのマシンが一緒に走る、ホンダでしかできないイベント。
私は、鈴鹿を走れなかった2021年のチャンピオンマシン、RB16Bありがとう号が走るところをずっと観たかったのです。
このマシンは、撤退するホンダに感謝したレッドブルが、鈴鹿用として特別に準備したマシン。
鈴鹿で走れなかったため、やむなくトルコGPで走ったという経緯があります。
ガスリーがラストランとして、優勝したAT01を走らせるのもなかなか感慨深いです。
SUPER FORMULA SP Stage
SUPER FORMULAのミニレース、ですが、ピットストップありという本格的なもの。
笹原右京が優勝しました。
面白さが認知されて、観客が増えるといいなぁ。
Redbull & Alpha Tauri Showrun
今度は、レッドブルRB16Bをマックスが駆ります。
アルファタウリは、引き続きガスリー。
角田くんはF1ドライブしないのね。
前後を入れ替えながら走り、最後はドーナツターン。素晴らしい締めくくりでした。
まとめ
Honda Racing THANKS DAY 2022は大充実の内容でした。
F1ドライバーをはじめとした、ありえないほどの豪華なメンバーが間近でレース。
四輪二輪の現役に近いマシンが一堂に見られる。
紹介できませんでしたが、コース以外のイベントも多数ありました。
2023年も、開催されれば絶対行くと断言できます。
ホンダさん、今後もよろしくお願いしますね!
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