2022年GWの旅で通った福島県の海沿い。
原発事故での帰宅困難地域は、2011年のまま時が止まっています。
私にできることは、見たものを伝えて知ってもらい、読者に感じてもらうことです。
避難指示区域(帰宅困難区域)
ふくしま復興ステーションより引用
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/list271-840.html
福島第一原子力発電所を中心とした地域に帰宅困難区域が広がりますが、放射線量で区域が決まっているので想像以上に山側に広がっている状況です。
私の通った国道6号は富岡町、大熊町、双葉町、浪江町となります。
帰宅困難地域の交通事情
2022年現在、国道6号線は全線開通済み。
帰宅困難区域も、自転車や歩行者を除き走ることはできます。
ただ、一般の人が認められているのは通過のみ。
脇道へ入るには通行証が必要となります。
時が止まったお店が散在
大熊町、双葉町、富岡町は特に原発が近いこともあり、閉店したままのお店が目立ちます。
地震だけであれば建物の損傷はそれほどなく見えるので、きっと営業できていたはず。
ほぼ2011年のそのままに見えますが、侵入者を防ぐためのバリケードが設置されています。
泥棒や、廃墟に侵入する輩がいますからね。。。
時が止まったお店〜富岡町〜
■かっぱ寿司富岡夜ノ森店
赤い看板が鮮やかで、遠目には営業しているように見えますが営業していません。
隣のお好み焼き道とん堀も同じくです。
■トヨタカローラいわき株式会社富岡店
横の画像は撮れていませんが、結構損傷が大きいです。
ガラス面積が大きいショーウインドーがある建物を見ると、地震そのものの被害の大きさも感じられます。
時が止まったお店〜大熊町/双葉町〜
■すき家6号大熊店
赤の看板が色褪せていないので、営業中に見えますが、閉店しています。
ロードサイドにあり、大型車も入れる駐車場があるので、きっと賑わっていたのでしょう。
■福島トヨペット双葉大熊店
こちらも、ただの定休日に見えますが、営業していません。
まとめ
2022年の福島県沿岸部帰宅困難地域の様子でした。
三陸地域は津波で流された後のまっさらな風景が広がりますが、建物がそのまま残った風景もくるものがあります。
故郷があるのに故郷に帰れないということです。
原発の影響が軽減され、2011年以前の風景が再び戻ってくることを願います。
■旅の様子はこちら
コメント