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いすゞのキャンピングカー Travioの最新モデル3選

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いすゞのキャンピングカーシャシと言えばELFをベースとした「Be-Cam」ですが、弟分が仲間入りしました。
その名は「Travio」。普通免許対応のディーゼルトラック「ELF mio」をベースにした小型のタイプです。

この記事では、そのTravioをベースとしたキャンピングカーを一挙紹介!

この記事でわかること

・普通免許で乗れるいすゞTravioの魅力
・Travioベースの最新モデル一覧

カムロードに代わるかもしれない最新式のキャンピングカー、たっぷりご確認ください!

目次

いすゞTravioとは?

いすゞTravio

いすゞの小型トラック「ELF mio」をベースとしたキャンピングカー専用シャシ。
ELF mioは本田翼さんがイメージキャラクターとして起用され、「だれでもトラック」がキャッチコピーとなっています。

AT限定普通自動車運転免許対応するために車両総重量を3.5tに抑え、新開発の1.9Lディーゼルエンジンと6速ATでパワフルかつスムーズな走りを実現。

運転しやすさと充実した安全装備も大きな特徴です。

①普通免許で乗れる唯一のディーゼルエンジン搭載キャブコン

従来はトヨタ・カムロードも車両総重量が3.5t未満に収まっていましたので、現行の普通免許でも運転できましたし、1クラス下のボンゴにディーゼルエンジン搭載モデルがありました。

現行のカムロードはモデルチェンジで重量が増え、現在普通免許で運転できるのはガソリンエンジン搭載モデルのみ。
ガソリンエンジンはパワーが物足りなく、燃費もそれほど良くないという評判です。
ボンゴはマツダ開発のモデルは消滅、トヨタのバッジ違いとなりました。ディーゼルエンジンはありません。

いすゞTrabio(ELF mio)はダウンサイジングした軽量の1.9Lディーゼルエンジンを搭載。
低排気量なのでパワー不足を心配しがちですが、大丈夫!
88kW(120PS)と十分な出力と、カムロード以上の320N・m(32.6kgf・m)を実現しています。

②最新型の運転席で運転しやすく疲れにくいドライブ可能

いすゞTravioのベース車、ELF mioの運転席はELFと同じもの。
2022年に発売されたモデルで、小型トラックの中では一番新しいです。

スタイリングは好みが分かれますが(私は好きです)、最新式なので新鮮味があります。
また、多様なドライバーに合わせたドライビングポジションが設定でき、ドライブでも疲れにくいでしょう。
機能的なダッシュボードも魅力的ですね!

③先進の安全装備で遠出も安心

乗用車からキャブコンに乗り換えた時に気になるのが安全性。
いすゞTravioは誤発進抑制機能やプリクラッシュブレーキ(直進時)など、充実した先進安全機能を標準装備。

事故を起こしてしまったら、楽しいお出かけも台無しですから、安全装備の充実は嬉しいですね!

①日本特種ボディー(NTB) KAGAYAKI

KAGAYAKI

おすすめする人
・若い家族から老夫婦の2人旅まで幅広くおすすめ!
特徴
・人気のある「対面ダイネットとリア常設2段ベッド」のレイアウトで7名乗車・7名就寝可能
・簡単にセットできる広々とした2050mm x 1650mmのバンクベッド
・選べる2つ(サブバッテリー有無)の電装設備

キャンピングカー選びで大切なのは、快適さと使いやすさ。
日本特種ボディー(NTB)の「KAGAYAKI」は、そのどちらも叶えてくれる一台です。

車内は広々としていて、7人がくつろげる快適な空間。
高級感のある内装で、自宅のようにリラックスできます。
さらに、家庭用エアコンが標準装備されているので、暑い夏も寒い冬も快適!

電装設備も自分好みに選べます。
シンプル電装モデルはポータブル電源の接続を前提としており、安価で大容量のモデルを接続できるほか、普段は取り外して防災用として自宅に置いておけます。
スタンダード電装モデルは、従来からあるキャンピングカー同様、サブバッテリーを搭載しています。
キッチンや収納も充実しているので、長期間の旅行やアウトドアにもぴったり。

しかも、全長5m×全幅2mのコンパクトサイズだから、普通の駐車場にも停めやすく、街中でも運転しやすいのが嬉しいポイント!

リア常設2段ベッドはカーテンを閉めれば個室のような空間ができるので、そこそこ大きい子どもがいるファミリーにも向いていますし、お互い適度な距離やプライバシーが欲しい中高年夫婦旅にも使いやすいレイアウト。
下段ベッドだけ荷物置き場にするなど人数によって使い方が変えられるなど、汎用性が高いです。

項目諸元
ベース車両いすゞ Travio
駆動方式2WD
全長4,880 mm
全高2,850 mm
車幅1,900 mm
車両重量シンプル電装モデル:2,695 kg
スタンダード電装モデル:2,765 kg
車両総重量シンプル電装モデル:3,080 kg
スタンダード電装モデル:3,150 kg
乗車定員7名
就寝定員7名
標準装備家庭用エアコン、電子レンジ、冷蔵庫、室内AC100Vコンセント、ダイネット換気扇、清水タンク/排水タンク、ガラス蓋つきシンク、ダイネットテーブル
電装設備シンプル電装モデル:エコフロー走行充電器・AC/DCコンバーター
スタンダード電装モデル:サブバッテリー(鉛蓄電池)・走行充電器

詳細については、日本特種ボディー公式サイトをご参照ください。

②日本特種ボディー(NTB) EXPEDITION STRIKER

EXPEDITION STRIKER

おすすめする人
・他人とは違うキャンピングカーに乗りたい人
・河原や悪路などを走る人

特徴
・悪路走破を意識した運転席、居住部分離型のEXPEDITIONボディー
・簡単にセットできる広々とした2050mm x 1650mmのバンクベッド
・選べる2つ(サブバッテリー有無)の電装設備

アウトドアを思いきり楽しみたい人にぴったりなのが、日本特種ボディー(NTB)の「EXPEDITION STRIKER」です。

全長約4.9m、全幅1.8mのコンパクトサイズながら、車内は広々。
対面式ダイネットL字型キッチンを備え、最大6人がゆったり過ごせます。
さらに、家庭用エアコンが標準装備されているので、暑い夏も寒い冬も快適!

「KAGAYAKI」同様電装設備もポータブル電源の接続を前提としたシンプル、サブバッテリー付きのスタンダードの2種類選べるので、自分の旅スタイルに合った仕様にカスタマイズ可能。
オールアルミ製のシェルで運転席部と分離しているので、軽量でありかつ高い耐久性を持ち、長く愛用できます。
また、車両総重量が3.5トン未満なので、普通免許(AT限定可)で運転OK!

「EXPEDITION STRIKER」は、悪路向きでバリバリ走るように見えますが、四駆の設定がありません。
運転席部とリア居住部が分離しており、車体のねじりを許容することで、荒れた路面でも車輪が浮きにくく通常の二駆より走破性は上がっているものの、四駆には敵わないでしょう。

また、運転席部とリア居住部が分離されていることで、前後で会話することは不可能です。
2人以上で使うのは少し難しいかもしれませんね。

逆に「四駆がないこと」「分離されている運転席とリア」の2点さえ問題にしなければ、他にないスタイルの個性的なキャンピングカーとして、強力な候補になるかもしれません。

項目諸元
ベース車両いすゞ Travio
駆動方式2WD
全長4,955 mm
※スペアタイヤ装着時:5,065 mm
全高3,000 mm
車幅1,800 mm
※左右ドアウインカー部含む
車両重量シンプル電装モデル:2,565 kg
スタンダード電装モデル:2,635 kg
車両総重量シンプル電装モデル:2,950 kg
スタンダード電装モデル:3,020 kg
乗車定員7名
就寝定員6名
標準装備家庭用エアコン、電子レンジ、冷蔵庫、室内AC100Vコンセント、ダイネット換気扇、清水タンク/排水タンク、ガラス蓋付きシンク、ダイネットテーブル
電装設備シンプル電装モデル:エコフロー走行充電器・AC/DCコンバーター
スタンダード電装モデル:サブバッテリー(鉛蓄電池)・走行充電器

詳細については、日本特種ボディー公式サイトをご参照ください。

日本特種ボディ HAYATE / キャンパー鹿児島 TaBee-Ks Jr.(タビークスジュニア)

キャンパー鹿児島 TaBee-Ks Jr.

おすすめする人
・小さな子どものいるファミリー
・駐車スペースが狭いけどキャブコンに乗りたい人

特徴
・全幅1770mmのコンパクトサイズで街中もスイスイ
人気のマルチルーム付き2段ベッドレイアウト
・エアコン・電子レンジなど充実した標準装備

日本特種ボディの「HAYATE」とキャンパー鹿児島の「TaBee-Ks Jr.(タビークスジュニア)」は、兄弟車となるキャンピングカーです。コンパクトながら快適な旅を支える装備が充実しています。

全長約4.9m、全幅1.8mのスリムな設計で、市街地の走行や駐車もスムーズ。
狭い道でも取り回しやすいのが魅力です。

室内には広々としたダイネットがあり、リラックスできる空間が確保されています。
対面式シートやそこそこ広いキッチンを備え、移動中でも自宅のようにくつろげます。
最大6名の就寝スペースを確保しているため、家族や友人との旅行にもぴったりです。

また、家庭用エアコンが標準装備されているので、季節を問わず快適に過ごせます。
さらに、オプションではリチウムイオンバッテリーや大型ソーラーパネルなどが設定され、旅のスタイルに合わせたカスタマイズができるのも魅力のひとつです。

HAYATE / TaBee-Ks Jr.は、運転のしやすさと快適な居住性を両立した、旅をもっと自由にする一台です。

項目諸元
ベース車両いすゞ Travio
駆動方式2WD
全長4,930 mm
全高2,930 mm(オプション含まず)
車幅1,770 mm
車両重量2,760 kg(オプションなし)
車両総重量3,145 kg(定員乗車時)
乗車定員7名
就寝定員6名
標準装備家庭用エアコン、電子レンジ、冷蔵庫、室内AC100Vコンセント、ダイネット換気扇、清水タンク/排水タンク、ガラス蓋付きシンク、ダイネットテーブル
電装設備サブバッテリー(鉛蓄電池)、走行充電器

詳細については、日本特種ボディー公式サイトをご参照ください。

バンテック新型車(予定)

バンテックTravio

ジャパンキャンピングカーショーで披露された、Travioキャンピングカー製作のニュース。
今までいすゞベースのキャンピングカーは日本特種ボディのみの扱いでしたが、キャンピングカーの老舗が入ると賑わいますね!

詳細は分かり次第追記していきますが、楽しみです。

まとめ

いすゞの新型キャンピングカー専用シャシ「Travio」は、普通免許で運転できるディーゼルトラック「ELF mio」をベースに開発され、カムロードに代わる選択肢として注目されています。
1.9Lディーゼルエンジンと6速ATを搭載し、運転のしやすさとパワフルな走行性能を実現。
さらに、最新の安全装備も充実し、安心して長距離ドライブを楽しめる設計になっています。

このTravioをベースに、日本特種ボディーの「KAGAYAKI」や「EXPEDITION STRIKER」、さらに「HAYATE」、キャンパー鹿児島の「TaBee-Ks Jr.」など、多彩なキャンピングカーが登場。
どのモデルも家庭用エアコンを標準装備し、快適な居住空間を提供しています。
電装設備も選択でき、旅のスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。

カムロードのモデルチェンジにより、これまでの選択肢が限られていたキャンピングカー市場ですが、Travioの登場で新たな可能性が広がりました。
今後、Travioベースのキャンピングカーがどのように進化していくのか、ぜひ注目していきましょう。
まずは気になるモデルをチェックし、次のキャンピングカー選びの参考にしてみてください!

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この記事を書いた人

キャンピングカーZIL520(ジル520)に乗る4人家族のお父さん。
家族4人で分割日本一周中。
子どもが独立したらキャンピングカーで旅しながら働くために日々奮闘するブロガー。Twitterで更新の案内をしているのでぜひフォローを!
趣味はF1とドライブ。

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