
バルト三国ツアー2日目は、リトアニア第二の都市カウナスからスタート。
日本人として胸が熱くなる「杉原千畝記念館」、無数の十字架が立ち並ぶ神秘的な「十字架の丘」を巡ります。
実際の観光時間や歩きやすさ、食事や移動の様子を交えながら詳しくお伝えします。
- カウナスの街並みと観光ポイント
- 杉原千畝記念館の見どころと感じたこと
- 十字架の丘の歴史と雰囲気
- 2日目の食事やホテル事情
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カウナス観光の始まり

朝8時半、ホテルを出発しバスで1時間ちょっと。
リトアニア第二の都市カウナスはヴィリニウスよりも落ち着いた雰囲気で、建物も整然としています。
杉原千畝記念館

最初の訪問先は日本人外交官・杉原千畝が第二次世界大戦中にユダヤ人難民に発給した「命のビザ」の舞台となった杉原千畝記念館、旧日本領事館です。
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命のビザが生まれた場所

あらかじめ旅行会社が予約していた時間に入場。
日本語のビデオで概要を学びます。
当時の世界情勢上、ロシアを通り日本を経由して中米に行くしかユダヤ人が逃げる道はなく、杉原千畝は外務省に無断で日本の通過ビザを発給しました。
日本領事館の前の決して広くない道は、は発給を待つユダヤ人でいっぱいになったそうです。
建物の内部は当時の執務室やビザ発給の記録がそのまま残されています。
千畝氏の決断と勇気が臨場感を持って伝わってきます。
短い滞在時間ながら、日本人として誇りを感じる貴重な時間でした。
ここはリトアニアに行くのであれば必ず訪れたい場所です。
カウナスの自由行動
観光後は1時間の自由時間。
市庁舎周辺を散策します。
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大聖堂


任意参加でガイドさんが聖ペテロ&パウロ大聖堂を案内してくれました。
15世紀前半に赤煉瓦造りのゴシック様式で建造されたとのこと。
外観は地味ですが、内部の豪華で繊細な装飾は一見の価値ありです。
カウナス城

ちょっとかわいい煉瓦造りの丸っこいお城がカウナス城。
外観のみの見学となりましたが、周りが芝生の広場になっていて気持ちいい場所でした。
カウナスの街歩き

残った時間は街歩き。
レストランに入るには少し時間が足りなく、ぶらぶらと。
(リトアニアのレストランはテキパキ出てこないらしい)
時間があればグルメも楽しみたかったところ。
でも、平坦で歩きやすい街は散歩にはぴったり。
まるで絵の一部になったような建物の風景も必見です。
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十字架の丘

カウナスから2時間半。シャウレイ郊外にある「十字架の丘」に到着。
大小無数の十字架が丘を覆い尽くす光景は圧巻!
十字架は個人や団体が祈りを込めて立てたもので、現在も増え続けているそうです。
丘までの道は舗装されていますが、そこそこの距離を歩くのと、遮るものが何もないので帽子は必須です。
国境を越えラトビア・リガへ移動
夕方、バスで約2時間15分かけてラトビアの首都リガへ。
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あっさりした国境

ヨーロッパは陸続きで国境もフリーなので、気をつけて見ていないと知らない間に国境を越えています。
こちらが国境です。ただ看板が立っているだけに見えるでしょ。
リガで味わうロールキャベツ



この日は夕飯がついていました!
メインはロールキャベツで、付け合わせのジャガイモが過剰気味。。。
でも、優しい味でとても美味しかったです。
サラダもたっぷり、デザート付き。
夕食なしで自分のお腹に合わせて好きなものを食べるのもいいですが、定期的にこのように夕食がつくと気軽に名物が食べられていいですね!
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まとめ
バルト三国ツアー2日目は、歴史と信仰を深く体感する一日でした。
カウナスでは杉原千畝記念館を訪れ、日本人外交官の勇気ある決断に触れられる貴重な時間。
さらに大聖堂やカウナス城など、中世の趣を残す街並みを散策し、街の雰囲気も楽しめました。
午後はリトアニア屈指の名所「十字架の丘」へ。
無数の十字架が並ぶ神秘的な光景に圧倒され、信仰の強さを肌で感じられる体験となりました。
その後はラトビアの首都リガへ移動し、夕食ではロールキャベツやデザートを含む満足感あるメニュー。
食事付きプランならではの安心感と現地グルメを気軽に味わえる良さを実感しました。
歴史と街歩き、信仰と食文化がぎゅっと詰まった2日目。
移動距離はやや長めでしたが、観光ペースは無理がなく、快適に楽しめる充実の一日となりました。
次回はラトビア編。
「バルトの真珠」と呼ばれるリガ旧市街をたっぷりご紹介します。

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コメント
コメント一覧 (2件)
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