軽自動車でも、売り方次第でここまで変わる!
ディーラー査定では100万円だった愛車アルトワークス。
MOTA車買取を使ったところ、最終的に126万円で売却することができました。
電話ラッシュもなく、スムーズに進んだ一方で、「ネット査定はあくまで目安」など注意点も。
実際の体験談をもとに、MOTA車買取のメリットとデメリットを詳しく解説します。
軽自動車の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
MOTA車買取の特徴
MOTA車買取の特徴は以下の通り。
上位3社とのやりとりだけでラク
MOTA車買取では、最大20社が出した査定額の中から上位3社だけとやりとりします。
電話ラッシュに悩まされることなく、比較もスムーズ。
必要に応じて4社目以降の追加も可能です。
最大20社の査定額がネットで比較可能
車を見せなくても、WEB上で概算査定が最短3時間後にわかります。
複数の業者を回らずに、手間なく比較できるのが大きなメリットです。
高額査定が自然と引き出せる仕組み
20社が上位3社入りを目指して競争するため、高値が付きやすくなります。
実際に「ディーラー下取りより平均30.3万円アップ」という実績も。
頑張らなくても、高く売れるのがMOTAの強みです。
査定した軽自動車

2018年7月に購入した軽自動車。
スズキのアルトワークスです。
スポーツタイプのMT車は根強い人気なので期待しちゃいます!
【車種】スズキ・アルトワークス
【色】ブラック
【トランスミッション】MT
【年式】2018年
【走行距離】30,000km
【修復歴】なし
年式の割には距離を走っていないです。
事故はリアバンパーを交換したのみで板金はなし。修復歴にはならないでしょう。
あとはバンパーのこすり傷。
スポーツ走行などはしてないですし、悪くない条件かなと思います。
さて、どうなることやら!
①MOTAのサイトから申し込み
今回使ったのはMOTA。
一般的な買取査定は、情報を入れて申し込みをしたら、その瞬間からじゃんじゃん電話がかかってくる。
仕事をしながらだったのでそれは避けたかったですし、手間は少なくしたかった。
MOTAは情報を入れたら決まった時間にネットで回答がきます。
そして同時に電話が来るわけですが、交渉権があるのは上位3社。
「箸にも棒にも引っかからない」会社の応対をする必要はありません。
入力項目は以下の通り。
・メーカー(選択式)
・車種(選択式)
・年式(選択式)
・グレード(選択式)
・色(選択式)
・修復歴(選択式)
・走行距離(選択式)
・売却希望時期(選択式)
・氏名(記入式)
・郵便番号(記入式)
・メール(記入式)
・携帯電話番号(記入式)
ポチポチ選ぶだけで入力が完了します。
「45秒で入力完了」は誇張ではないですね。
ただし、「自分の車の名前がわからない」「走行距離が手元にない」など、情報が手元になければその分時間はかかります。
②18時にWEBで回答受領

このような形で査定額が出ます。
結果は以下の通り。
会社 | 金額 |
---|---|
A社 | 144 〜 154万円 |
MOSSガレージ | 136 〜 145万円 |
C社 | 114.6 〜 120万円 |
ディーラー(参考) | 100万円 |
上位3社の最高金額はディーラーより50万円アップ
「下取りより平均30.3万円アップ」という売り文句に納得の高額査定が出揃いました。
アルトワークスは160万円くらいでかった車なので、6年半乗ってこの金額は驚異的!
ただ、車両の写真を添付していないので、「本当にこの金額で売れるのか?」と言う不安が残ります。
その不安は半分当たります。
③電話での応対
②の結果を見る前に、電話がかかってきます。
ここは各社力を入れているところ。
我先にと電話をかけて、現車確認の打ち合わせをしてきます。
業者側の思惑としては
「一番先に車両を確認して、”今だけの条件”を出し、決めてもらうこと」
ですが、この誘いに乗ることはお勧めしません。
せっかく比較サイトを使ったのですから、最後まで比較しましょう。
A社とのやりとり
一番高額査定を出してきてやる気を感じたのがA社。
傷の内容を説明した上で、「下限くらいでいけるのではないか?」と言う声は頼もしい!
「他社さんも同時に呼びたい」と言うと、「じっくり見たいので分けてほしい」との回答。
「業者を同時に呼ぶ入札方式」はできませんでしたが、一番最初に来てもらうことになりました。
MOSSガレージとのやりとり
ここだけ社名が出ているので、どこに決めたかわかってしまいますね。
事務の女性が対応して下さいました。
MOSSガレージの上限とA社の下限が同額なので、「金額の上積みが期待できるか」確認。
回答は、「提示金額内に入るかどうかも含め、見てみないとわからない」とのこと。
あまり期待はできなさそうですが、それでも比較対象が必要なので来てもらうことにしました。
C社とのやりとり
ここは最高金額でも他社の最低金額に遠く及ばない感じ。
電話がかかってきましたが、「他社よりだいぶ低い」と言ったところ食い下がることもなく、やる気が感じられないのでお断り。
実際に2社にきてもらった後で考えると、法外に低い数字ではないので、実際の査定結果との乖離を少なくする方針なのかもしれません。
実車確認
A社
大本命の A社。
バリッとスーツを着て査定員の方が現れました。
1時間半時間をとりましたが、確認したのは20分ほど。
どうやらフロントフェンダーの取り付けとボンネットの色ムラが気になるようです。
とりあえず修復歴なし扱いでホッとしました。(事故してないですし)
長かったのはここから。
本部が査定結果を出す仕組みなのですが、結果が出るまでに時間がかかることかかること。
「1時間半かかる」と言う見積もりは正しいものでした。
即決価格を聞かれたので160万円と答えていたのですが、結果は遠く、、、
120万円〜130万円
「下限くらいは確実に出るだろう」と言う見立てはなんだったのでしょう?
そして即決価格を聞いてきた意味は???
正直ガッカリです。
話を聞くと、どうやら「上位3社の交渉権」を得るために高めに出す傾向とのこと。
ただ、私の車両は小傷が多く「評価点4」であること。
査定申し込みに写真を添付する必要がない、すなわち正確な査定ができないこと。
この2点は考慮する必要がありそうです。
MOSSガレージ
A社でガッカリしたので、俄然有力候補に上がってきたMOSSガレージ。
バリッとスーツではなく、ラフめなベンチャー企業っぽい方が来ました。
でも、気さくで誠実で好感が持てます。
こちらも20分ほど確認して、すぐに価格が出ました!
110万円〜120万円
A社を下回る感じです。。。
WEBのみのC社の見立ては現実的だったようで、MOSSの担当者さんは「適正な価格だと思います」とのコメント。
A社が130万円で交渉できそうだと言う旨を伝えると、
「自分のお客さんにも確認しながら精一杯まで頑張る」
と。
同じ条件で最終決戦をしていただくことになりました。
決戦は〇〇時!
最後に残った2社に最終価格を出してもらうべく、入札方式を取りました。
最終決戦のルール
最終決戦のルールは
「希望価格は130万円。14時までに最終価格を出して欲しい」
一発勝負で、そこからの交渉はなし。恨みっこなし。
先攻のMOSSガレージの最終価格
「130万には及ばず申し訳ありません」
その言葉と一緒に送られてきた最終条件は、、、
126万円+今年度分自動車税
(店頭持ち込みの場合。引き取りありだと▲1万円)
120万円が厳しそうだったはずなのに、かなり頑張ってくれました。
レスポンスがいいですし、感じもいいので価格で負けてもここに決めたい気持ちになります。
後攻のA社の最終価格
本当は同時に結果を出してもらわないといけなかったのですが、かなり待たされました。
いつまでって?
翌朝です。。。
もうこの時点で「A社が130万円に満たなければMOSSガレージ」にすることに決めました。
連絡が遅いのは致命的で、名義変更手続きなど今後の動きにも不安があります。
だから、「圧倒的な価格差」がなければ納得できません。
翌朝来た最終結果は、
124.5万円
引き取り無料
MOSSガレージに決定
引取り代を含めてもMOSSガレージの方が高くなったので、文句なしで決定しました!
結構な僅差でしたが、ちゃんと比較/交渉して悪くない結果を出してもらえたのでよかったです。
MOTA車買取のデメリット
どんなサービスにもデメリットはありますが、私自身が実際に使って感じたデメリットを挙げていきます。
ただし、他の方法を選んだとしても別のデメリットがあるので、私自身はMOTA車買取を使って満足です。
ネットの結果は高め
実際に査定員の方が言っていたのは
「ネットの回答は高め」
理由は二つあります。
どちらもシステムの性格上仕方がないため、その分を織り込んで利用することをお勧めします。
情報が少ないので不正確
45秒で入れられる範囲、写真がない状態ですので、
「想像できる一番いい状態」
での価格を出してきます。
そこから実車を見て減点をしていきますので、最初に提示された価格にはなりません。
特に、新車から年月が経っている車ほどそうでしょう。
私の車も、大きな傷はともかく、「洗車傷」が多いことが減点対象になりました。
Web査定の際に出していない(出せない)情報がある以上、不正確になるのはやむを得ません。
交渉に持ち込むために高額提示をする
入札方式で各社価格を出すわけですが、交渉できるのは上位3社のみ。
逆にいえば、そこに入れなければ交渉権を得られません。仕入れができません。
先に書いた「情報が少ないので不正確」にもつながりますが、
・交渉するために目一杯の金額を出す
・実際に査定に来たら、結構な乖離があってガッカリ
そんなケースもありそうです。(私はそうでした。)
こちらも、「そう言うものだ」と割り切って利用することをお勧めします。
3社は少ない
今回は3社連絡があり、うち1社は提示金額が大幅に低くて電話でお断り。
2社の一騎打ちになりました。
結局、Mossガレージに決めたわけですが、2社だと心許ない感じがします。
A社は対応が微妙で、心情的にはMossガレージ一択状態でしたから。
ですので、「がっつり競わせて比較する」のであれば、もう少し多くの買取屋さんに見せた方がいいかもしれません。
ただ、MOTA車買取は4位以降の会社も見れるので
「自分から電話する」
のは裏技的な使い方として出来そうです。
価格が拮抗している場合は、検討の価値あると思います。
(事実、私のケースは3位と4-6位の価格は拮抗していた)
多くの電話がかかってこないことがMOTA車買取のメリットなので、少ない電話で多くの会社を比較する。
「美味しいとこどり」をしちゃいましょう。
後悔しないためには先にディーラーで査定を
不満を感じることがありながらも決められたのは「ディーラー査定の基準があったから」。
150万円を期待して査定をした結果が120万円だったわけですから、売りたくない気持ちになっても仕方ありません。
でも、ディーラーで売ったら100万円の車ですからMOSSガレージで売ったら20万アップ!
比較の対象があることで、納得して売ることができます。
納得して売るためには、買取専門店には複数の査定を、ディーラーにも査定を依頼。
比較検討することが大事です。
まとめ
ディーラーより20万円以上高く売れたMOTA車買取。
実際に使ってみて感じたのは、
「少ない手間で高額査定を引き出せる」
という強みでした。
一方で、ネットでの査定金額はあくまで参考であり、実車確認後に下がる可能性がある点には注意が必要。
だからこそ、ディーラー査定を先に受けて基準を作っておくのがおすすめです。
「高く売りたいけど、面倒なのはイヤ」
そんな方には、MOTA車買取はかなり相性が良いサービス。
しっかり比較して、納得のいく売却につなげてください!
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