キャンピングカー(キャブコン/カムロード)の快適化とは?〜走行性能関連5選〜

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キャンピングカー業界では「快適化」というキーワードはメジャーなのですが、一般の人は不思議だと思います。
だってキャンピングカーって快適だって思うじゃないですか。実はそうではないんです。

キャンピングカー業界の不思議ワード「快適化」2回に分けてお送りする2回目は「走行性能編」です。

1回目の快適装備編はこちら。

目次

キャンピングカーの快適化とは?

キャンピングカーは、はっきり言って買った状態では不完全であることがほとんど。

ベース車に架装を施してキャンピングカーになるわけですが、ベース車部分は商用車。
乗用で使うには不満を覚える部分も少なくないのです。

キャブコンのベース車、カムロード

そこでキャンピングカーオーナーは「快適化」と称して、不満な部分を潰していくわけです。

走行性能の代表的なメニューとは、、、

代表的なメニュー①タイヤ&ホイール

走行性能の鉄板なのはタイヤ&ホイール。

カムロードの場合は標準サイズが195/70R15と、結構細いのですが、これを215サイズに変更すると全然変わるのです。
タイヤはアジリスキャンピングが一番人気。キャンピングカー用の設計ですので、安心して乗れます。

コンチネンタルのバンコキャンパーも人気ですが、これは正規ではおいてないですね。

ホイールはLTキャンパーズで扱っているCAM-LTかデイトナが主流ですね。

CAM-LT
デイトナ

耐荷重の問題があるので、なんでも良いわけではなく、選択肢が少ないのが残念ではあります。

代表的なメニュー②足回り〜サスペンション交換〜

カムロードはトラックですから、キャンピングカー用にセッティングされている(らしい)とはいえ、足回りは貧弱。
タイヤの次に手を加えるのはサスペンション交換(スタビライザー強化含め)になります。

こちらは後述するエアサスを除くと、シャドウかユーアイビークルの製品が良さそうです。

シャドウ

シャドウは、フロントの車高調やフロント/リアのスタビライザーも用意しています。
でも特筆すべきはコイルオーバー式リアショック。

トラックに使われるリーフスプリングは残したまま。
それを補助するスプリング/ショックアブソーバーを追加して安定性を高めるというもの。

フロントとセットで交換すると効果絶大。
エアサスよりは費用も後々のメンテナンスも楽だと思います。

ユーアイビークル

こちらは、結構広告で見ます。

キャンピングカーショーでの展示

元々ハイエースを得意としているショップですが、カムロードにも参入してきていますね。

ショックアブソーバーは標準よりかなり太いもの。
重い車体をしっかり減衰し、乗り心地を向上させているとのこと。

近くにこれをつけている人がいないので何とも言えませんが、雑誌での試乗記では良さそうです。

代表的なメニュー③エアサス

1.25tのダイナ(カムロードのベースはダイナです)にエアサスを入れると聞くと驚く人もいるかと思います。
でも、結構つけている人はいるんです。

このメニューはが強いのはカーセールスワタナベ。(https://cs-watanabe.co.jp/)

一度乗せてもらった事がありますが、安定感が別次元。
横揺れは少ないですし、狙ったラインを確実にトレースしていけます。

これは羨ましいですね。

ただ、お値段もそれなりに高いです。

代表的なメニュー④ブレーキ

キャンピングカーはベース車の重量ギリギリで制作されていることも少なくなく、ベース車のブレーキでは不足することも。

私のジルはノーマルですが、本当に止まらない。
交通の流れを読んで早めのブレーキを心がけていますが、乗用車感覚だと事故ります。

安全性に関わる部分になるので、ここは変えておきたいところ。足回りよりは安価です。

各社がブレーキパッドを出しており、お好みで選ぶと良いと思います。
ユーアイビークルはローターやリアのブレーキシューまで揃えており、予算があればセットがいいでしょうね。

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まとめ

キャンピングカーの快適化、走行性能編をお届けしました。

足回りは正直沼ですし、完全な正解はありませんので、タイヤとブレーキから始めるのが宜しいかと思います。
ちなみに、私のジルはタイヤのみ交換です。ブレーキは次回の車検で変えるつもりです。

初めは最低限で、乗っているうちに気になるのであれば、他のメニューに手を出すことをお勧めします。

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この記事を書いた人

キャンピングカーZIL520(ジル520)に乗る4人家族のお父さん。
家族4人で分割日本一周中。
子どもが独立したらキャンピングカーで旅しながら働くために日々奮闘するブロガー。Twitterで更新の案内をしているのでぜひフォローを!
趣味はF1とドライブ。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんにちは

    TDI は諸刃の剣、燃料噴射ポンプは鋳物なので燃料流速が変わると経年劣化で噴射ポンプが故障します。ブログにあげておられますけど、もし誰かがコレを参考にすると責任を問われますから余り載せない方が良いですよ。

    因みに燃料ポンプは30万程度しますのでレッカー代等を含めると結構な値段がしますから90km程度で我慢して走行すれば良いかと(^_^)ゞ

    余り詳しくないようなら連絡頂けたらキャブコンについて教えれることも有ると想います。

    • 480skipさん、コメントありがとうございます。
      ご指摘ありがとうございます。
      私も、弊害や故障例を知っているのですが、「確実に壊れる」というわけでもなく、営業妨害になるといけないので中途半端な書き方になってしまいました。
      そもそも、触れない方が良かったですね。
      近々に修正します。
      アドバイスありがとうございました。

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